縁日の金魚の飼い方 初心者が用意するもの 水やブクブクや水草など含めて説明
縁日に行くとお子様は、「金魚すくい」をしたがりますよね。縁日の金魚はすぐ死んでしまうと言われていますが、きちんと飼えばちゃんと大きくなります。本来の寿命は10年～20年と言われているそうです。縁日で、皆にもみくちゃにされ身体もココロも傷ついている金魚達を救ってあげましょう(๑>◡<๑) お子様にとっても、自分で採ってきた金魚を育てる事は、命の大事さを学ぶ場面にもなります。今回は、水槽や水、餌やブクブク含めて、準備するものや育て方について、初心者でもわかるようにまとめました。
金魚の育て方 用意するもの
[必須]□水槽 可能であれば大きいものが良いですが、魚の体長×個数×3程度の大きさがあれば大丈夫です。例えば、体長3cmが2匹いたら、3×2×3 となり、18cm程度の大きさが必要です。但し、金魚はフナと同じ仲間なので、フナ程度に成長するものもあります。大きくなったら、換える事が必要になります。
□カルキ抜き 粘膜保護剤入りが良いですよ。特に縁日出身の金魚は、網で傷ついている事が多いです。その傷ついた身体を保護してくれるのです。私は、プロテクトXという商品を紹介されました。この商品は、有毒な重金属を無毒化します。
□餌 水が汚れにくい餌がおススメです。
[あると良いもの]□塩 これは、お魚用の塩です。金魚は、淡水魚ですが、浸透圧という塩分濃度の違いにより、常に体の中に水分が入ってきています。金魚は、その水分を尿などで出しているのですが、体調が弱っている時などは、普段通りの事でも負担になります。0.5%程度の塩分濃度は、金魚にとって楽な環境になります。
□砂利 先程も述べましたが、金魚のフンや尿からアンモニアが出来ます。これは、金魚にとって毒です。そのアンモニアを綺麗にしてくれるのが、バクテリアです。そのバクテリアが砂利にくっつくのです。毎日水換えするなら、大丈夫かもしれませんが、水が綺麗でいるに越したことはありません。
□ブクブク酸素を出す機械 無いよりあった方が良いですが、毎日お水を半分程度換えれば問題ありません。
□酸素を出す石 なんと酸素を出す石もあります。約一ヶ月入れておけば、酸素という点では、水換えが2.3日に1回で良くなります。
□濾過装置 無いよりあった方が良いです。金魚は、結構フンをします。フンをすると、そのフンからアンモニアがでます。金魚にとって有害物質です。濾過する事で、水換えは、1〜2週間に1回で良くなります。
□水草 金魚が隠れたり、エサがない時食べたりします。隠れるだけの目的なら、プラスチックでも問題ないそうです。私は、水草が枯れたりしたりすると、めんどくさいのでプラにしました。
縁日の金魚 育て方
1.水槽にカルキ抜きを入れた水を準備します。その他、砂利や塩、水草など購入された方は、そのセッティングをします。
2.金魚が入っているビニールごと水槽の中に入れます。この時、水槽の水とビニール袋の水が混ざらないように調節してください。水温も水質も違います。いきなり入れると、負担になります。まずは、透明のビニール越しに水槽に慣れさせ、水槽の水温にビニール袋内の水温を近づけさせます。
3.30分程度したら、ビニール袋内の水と水槽の水を一部交通させます。ビニール袋の口の一部を沈めてもいいし、ビニールに一部切り込みを入れてもいいです。自分から水槽の方に移動する金魚もいれば、ビニール袋内にとどまる金魚もいます。時間が許せば、自然にビニール袋から、出ていくのを待っていてもいいですが、私は大体10分程度くらい待ったら、ビニール袋を取り出しながら、金魚を水槽に追いやります。
4.初回の餌は、最低3日はあげないでください。縁日の狭い水槽の中で、皆に追いかけられた金魚は、体も心もボロボロです。お食事どころではありません。また、そぅいう時に食べてしまうと、うまく消化出来ずに、さらに弱ってしまう事があります。金魚は、1ヶ月エサを食べなくても生きる事が出来るのだそうです。なので、食べれなくて可愛そうと思わずに、今あげたら死んじゃうと思って、3日間は、餌あげを我慢してくださいね。餌をあげる時は、あげすぎないように気をつけましょう。お水が汚れて金魚が弱ってしまいます。
5.お水の交換は、1回につき、大体1/2〜1/3程度にしましょう。頻度に関しては、毎日するに越したことはありませんが、濾過装置などがある方は、1〜2週間程度に1回でも大丈夫です。私的には、1週間毎にはしたいかなって感じです。
まとめ
縁日ですくってきた金魚 きっと何かのご縁だと思います。大きくなったら嬉しいですよね(๑>◡<๑) 水槽に入った金魚には、癒されますよね。1ヶ月乗り切れば大丈夫だと思います。頑張りましょう(๑>◡<๑)