病院受診に必要なもの 受診前の確認 高齢者が準備していた方が良いもの
身体の調子が悪い時は、気分も滅入るし本当にきついですよね。そんな中で、病院を受診するという行動を起こすのは、大変だと思いますが、受診して適切な治療を受けないと、さらに悪くなってしまい入院が必要となってしまうことも度々あります。また、検診で病院受診が必要です。という判断が出た場合に、病院受診しないのも進行病院を受診するのは安心を得るためにも大切なことですね。よほど病院受診に慣れている方でなければ、病院受診時の準備に戸惑う事があると思います。特に高齢者になると、今までに罹った持病などの情報が必要なことも多いです。今回は、1)病院受診に必要なもの 2)ご高齢の方が準備していた方が良いもの について、看護師目線でまとめてみました。
病院受診に必要なもの
【必需品】
□健康保険証(保険証がないと全額支払うことになります。後日保険証を提出するとお金が戻ります)
□受診する病院の診察券(あれば準備してください)
□お薬手帳(最新のお薬が表記されているもの)
□医療証や受給者証(持っている方のみです。医療費が安くなります。)
【他院で一度受診した場合や、検診を受けた場合に必要なもの】
□紹介状(他院から紹介状を発行された場合、これから受診する医療機関には電話連絡をしておくと良い。紹介状持参の方は時間が決まっている場合がある)
□検診の結果(人間ドックや会社の検診で受診が必要と言われた場合、その結果をもっていった方が受診がスムーズですし、不必要な検査を受けなくて済みます)
【あると良いもの】
□マスク(病院受診している方の中には、風邪などひいている方がいます。病院に行って、新たな病気をうつされない様、また、ご自分がほかの受診者にうつさないよう配慮が必要です。もし、鼻水がたくさん出る場合は、ティッシュとごみ袋もあるといいですね。これも、周囲に病原菌を拡散しないための配慮ですね)
□筆記用具とメモ(先生から言われた必要なことをメモっておくと良いですね。わからなかったら、看護師に頼めばメモでくれますけどね(#^.^#))
□ご自分の予定表(必要に応じ、次回受診日が設定されます。不規則勤務の方や、予定がたくさん詰まっている方は、次回の受診日に予定が重ならない様にしたいですね)
□少し体力に余裕がある方は、待ち時間をつぶすためのものがあると良いでしょう。
病院受診前の確認
受診を決めたら、医療機関の受診時間を確認しましょう。各医療機関には、受付時間が決まっています。また、電話予約できるところもあれば、出来ないところもあります。その日、たまたま担当医師がお休みということもあります。電話で確認しておけば、行ってみたけど受診出来なかった( ノД`)って事もないし、ちょっと遅れても大抵診てくれます。
病院受診 高齢者が準備しておいた方が良いもの
ご高齢の方は、前項目で述べた必要な物の他に、持病を記入したメモなどがあると良いです。いつ、何の病気になってどういう治療をしたか。現在、治療しているのか。治療しれば、その病院名がわかるものがあると便利です。
また、今回体調不良になった経緯を記入したメモがあると便利です。例えば、「昨日の昼ころに熱が38度でて、夕方から鼻水が出だした。」程度であれば、不要だと思いますが、2,3日前からになると、記憶があやふやになってしまう事もあります。また、メモしていけば、現病歴を記入する手間も省けます。
また、明らかに体調が悪そう(ご飯が食べれない。高熱が何日も続いている。体がだるくて仕方ないなど)の時には、入院となる可能性もあります。もしかして、入院かもと思ったら、3日分程度の薬やパジャマを1着、ティッシュを持って行っておくと、慌てないで済みますね。当日自宅に戻って準備して、その日のうちに病院にとんぼ返りといったことがなく、翌日にすべての荷物を準備してゆっくりと行けますよ。(お箸やコップも必要ですが、多分貸出してくれる病院がほとんどだと思います)
まとめ
病院受診は、時間がかかり大変ですが、これ以上悪くしないために大事な事です。私は看護師をしていますが、受診を我慢している間に悪くなって入院した。とか、手遅れな状態になってしまった。という様な事があります。そうなると、ご自分もつらいし、周りのご家屋の方なども辛くなります。安心のため、早期に病院受診をして治療が必要であれば治療を受けましょう。もし、怖い時は、先生や看護師に「こわいんです。」と正直にお話しましょう。配慮してくれますよ。