gajyumaro (*´ω`*) の転ばぬ先の杖

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少子化 晩婚化 高齢化による未来の日本 今の自分に出来ること

 日本は、超高齢社会になっています。高齢者の比率が高くなり、1人の高齢者を支える若者が減少しています。医療も発達し、今後病気で亡くなる方は減るでしょう。ますます高齢化が進みます。また、結婚せず子供を産まない女性が増えています。このままだと、日本はどうなるのでしょうか。「遠い未来の事でしょ。」と、思う方がいるかもしれません。自分の老後、お子様の生きていく社会の問題として考えると、かなり深刻です。今回は、1)進む少子化 2)平均寿命と高齢化 3)少子化や高齢化がもたらす影響 4)社会保障制度はどうなる 5)今の私の立場で考えてみた 6)日本の未来に向け今の自分に出来ること について、まとめてみました。

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日本の現状 少産少子化

1947~1949年 出生数 267~270万人/年であり、合計特殊出生率は4.3~4.5名でした。合計特殊出生率とは、簡単に言うと1人の女性が一生で産む赤ちゃんの人数に事です。つまり、1人の女性は大体4名~5名産んでいた事になります。
最近の動向は、
2015年 出生数100万5856人 合計特殊出生率1.45
2016年 出生数97万6979人 合計特殊出生率1.44
2017年 出生数94万6060任 合計特殊出生率1.43 となっています。
毎年、出生数が減り続け、合計特殊出生率も低下しています。つまり、1人の女性が一生で産む赤ちゃんの数が減り、日本の人口が減少傾向にあるということです。ということは、子供が産める若い女性がさらに減るということです。2065年の出生数は56万7000人と予測されています。このままいけば、現状の半分近くしか赤ちゃんが産まれない事になります。

日本人の平均寿命 健康寿命の高齢化

平均寿命の移り変わりとして、縄文時代は30歳、室町時代は33歳、江戸時代は45歳、初めて50歳を超えたのは、昭和22年です。昭和30年には、女性67.7歳、男性63.6歳、昭和40年には、女性72.9歳、男性67.7歳、2017年には女性87.26歳、男性81.09歳となりました。ちなみに健康寿命は、女性74.79歳、男性が72.19歳です。

少子化や高齢化がもたらす事態

少子化や高齢化ということは、若者が減って老人が増えるということです。生産性のある若者が減れば日本人の人口減少につながります。そうなると、必然的に娯楽施設や旅行に使用するホテルや旅館など生き残ることが難しくなります。また空き家が増え、不動産業界の景気も悪くなります。学校の合併や定員割れが生じます。人がいないので、警察や消防署などの人員確保が難しくなり、ライフラインともいえるべき施設が減少していきます。また、高齢者が増えるので医療や介護施設、火葬場などが不足します。でも、人手不足で円滑に機能することが難しくなります。日本という国の破綻の可能性が出てきます。

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日本の今後 社会保障制度面から

社会保障とは、年金、医療、介護などの事です。社会保障を受ける高齢者は、現役世代に支えられています。もちろん、現在の高齢者は先人の高齢者を支えてきました。だいたいの方は、若い時に人を支え、高齢になったら支えられて人生を終えていきます。
 1965年は、若者9.1人で高齢者1人を支えていました。1990年は、5.1人で1人の高齢者を支えていました。これが2015年には。2.3人に1名です。団魂の世代が75歳になる2025年ー今から7年後には、1.8人で1人の高齢者を支えなければいけなくなります。2050年には、1.2人で1人の高齢者を支えなければいけなくなることが予測されています。かなり辛い未来が待っているのです。

今の私に置き換えてみました

 私は現在43歳です。もう子供を望むのはかなり難しいです。これからの生産性はほぼゼロです。子供は1名います。現在の合計特殊出生率より下回っています。すみません。。そして、これから7年後の50歳頃には、1.8人で高齢者1名を支えている時代です。私は看護師なので、続けていれば支える側です。2050年というと、75歳です。支えられる側です。私を1.2人の若者が支えることになります。年金は、どれくらいもらえるのでしょうか。ちまたでは、「将来、年金なんてもらえない」という声に対し「年金制度は破綻しない。破綻する時は、国が破綻する時」などという声があります。未来の事なので、誰も知りえませんが、現状を考えると、もらえるかもしれませんが、かなりの減額を覚悟しておいた方が良さそうです。

今後の日本を変えていくために出来る事

 ずばり、少子化ストップです。ですが、未婚率は年々増えています。現在、体外受精(女性から卵子を取り出し、男性の精子を人工的に受精させてから、子宮に戻す方法)で出来る子供は、19人に1人という割合です。さらに体外受精を行っているのは、世界でもトップクラスなのに対して、成功率は低いという結果が出ています。これは、不妊治療を始める時期が遅いということを示しています。つまり、日本の若者に生殖に対する知識を提供する場面が必要であると思います。かなり、重要な事です。また、子供を産める環境の提供も必要でしょう。社会的な大きな問題です。自分に出来るのは、知識を得て伝えていくことだと思っています。
 また、現政府も奨励していますが、自分で老後の資金作りをしておくことが重要だと思います。私達や子供達の未来のために、お互いに、出来ることから頑張りましょう(#^.^#)

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