はじめてのiDeCo 初心者でもわかる！！デメリットへの対策(#^.^#)
2019/01/17
iDeCo（イデコ）は、いい事づくめの様に書いてある事が多いです。確かにお得です！！！ が、物事には表があれば裏もあります。その点についても、しっかり理解されたうえでiDeCoに加入しないと「こんなはずじゃなかったのに～(>_
デメリットについてご説明します。
⓵60歳まで積み立てた資金を引き出せない！！
イデコでは、個人により積み立てらる金額に上限があります。お得だから！と、上限いっぱいまで積み立てていると、いざ、お金が無くなってしまい、泣きついても、どうしようもありません。
※お金が本当になくなって生活出来ない！とか、障害を負った！という場合には、解約できることがあります。
対策として、
⓵計画的に行うこと
⓶生活が苦しくなったら金額の変更をすること となります。年に１回だけ変更が出来ます。
ちなみに、口座に残金がない時には、引き落とされずに、その月は積立て無し！となります。後から、お金が出来たからと追加することは出来ません。
⓶加入期間が10年以上ないと、60歳から受け取れない。
50歳過ぎて開始される方は、60歳ではもらえずに時期がずれていきます。
こちら、楽天証券からの引用です。わかりやすかったので、載せてみました(*'ω'*)
対策として、
加入時に、自分がいつから受け取れるのかを確認しておく事が重要ですね(#^.^#)
なるべく早く加入するに越したことはないですね(#^.^#)
⓷コストがかかる
必ずかかる費用と金融機関や商品によってかかる費用に分かれます。
【必ずかかる費用】
加入するとき(初回)
「国民年金基金連合会」に2777円
口座管理手数料（毎月）
金融機関を通して「国民年金連合会」に103円 「事務委託先金融機関」に64円
受け取る時
金融機関に432円／回で発生
【金融機関によってかかる費用】
加入する時（初回）
金融機関に支払う分 無料もある （大体1000円程度）
口座管理手数料
金融機関に支払う分 無料もある （大体月500円以内）
金融機関を変更時の費用
金融機関により違う （大体4000円程度）
【商品によりかかる費用】
投資信託の様な商品の場合、運営してくれる人達に支払う信託報酬費用が発生します。（大体積立て金額の１％以下）
時系列で考えると、
初回の2777円
毎月の管理料 最低金額167円＋管理料（これは無料のところがある）
～時が流れ～
受取時 １回受け取る毎に432円
となります。
毎月の手数料って結構大きいものになります。
例えばたかだか100円でも１年で1200円 10年で12000円です！30年で36000円です！！
さらに、よくよく考えると受取時も432円／回です。
イデコは最大20年間に渡り受け取りが出来ます。その場合だと、１年で103680円(+o+)かかります！！
税制優遇があるので、この手数料を考えてもトータル的にはお得にはなりますけどね(#^.^#)
対策として、
⓵加入前に、色々な金融機関を比較しましょう。
⓶受け取る時のある程度のシミュレーションをしておきましょう。
⓸金融商品により元本割れすることがある。
預金や保険商品、投資信託等などの商品がありますが、元本保証商品でなければ、元本割れもあり得ます。また、保険商品の場合、途中解約することで、ペナルティとして元本割れすることがあります。
対策として、
これといったものはありません！！"(-""-)"
元本保証を選べば火傷はしませんが、税制優遇の恩恵は低くなります。
投資信託を選べばリスクは負いますが、証券会社などの金融会社が良い商品を取り揃えています。リスクが必然的に低くはなります。
でも、良く良く自分で考えることが重要ですね(*'ω'*)
⓹受取時に税金が発生する場合がある
受取時の状況によっては、控除外となってしまい、税金を支払う事態も発生します。ここは、かなり重要です。
受取は、「一括」と「年金」と「一括と年金の組み合わせ」の３通りがあります。「受取時も控除が使えるから♬」と、何も考えずに受け取りを決めると意外に税金を払ってしまうことがあります。
対策として、
ご自分の将来受け取る退職金額や、勤続年数から、退職金控除を計算し、その範囲内で収まるよう貰い方を工夫する必要があります。
最後に
冒頭で物事には表と裏があると言いましたが、表裏一体という言葉もあります。デメリットを知り、対策を講じればメリットになる事もあります！！特に解約できにくい状況だというのは、メリットに働くことも多いと思います(#^.^#) 敵を知れば倒せます！！前向きに頑張りましょう(#^.^#)
少しでも、この記事がお役にたてることを願います(#^.^#)