アブが刺す理由と刺された時の対処法
2018/09/03
夏、川や草むらなどに飛んでいるアブ。
ブンブンうるさく寄ってきて、ヒトを刺します。
すごく不愉快ですよね。痛いし、痒いし。
ここでは、アブが人間を刺す理由とその対処法をあげてみました。
アブが人間を刺す理由
アブがヒトを刺すと言いますが、正確には、皮膚を噛みちぎり、出てきた血を吸います。
すべてのアブがヒトを刺すわけではないようです。
繁殖のための栄養源として、メスのみがヒトを刺します。
通常は、馬や豚の吸血を行いますが、
人間がいれば人間にも襲いかかります。
ハチは、攻撃されたと思い人間に攻撃します。つまり、ハチを刺激しなければ刺されません。でも、アブは、吸血目的の蚊と同様に人間が攻撃しなくても刺します。
刺されたら
すぐに痒くなったり腫れたりします。(即時型アレルギー反応と言います)
また、1、2日後に同様の症状が出ることもあります。(遅延型アレルギー反応)
この様な症状を少しでも軽くするためには、
1、傷口の血を絞り出し、流水で洗います。
2、虫刺され軟膏をつけます。
ステロイド剤:抗炎症作用、かゆみ止め
⇒痒みに強く腫れも早くにひくが、ステロイドが入っているので日光を浴びる事で色素沈着しやすくなります。塗ったら日焼けしないように気をつけましょう。
抗ヒスタミン剤:かゆみ止め
⇒抗炎症作用は、上記に比べ弱いが、スースーして痒みには効果があります。
3、熱感がある場合は、冷やします。
最後に
子供や抵抗力の弱い方の場合、微熱が出たり患部が膿んだりすることもあります。
アブがいそうな水があるところ(川や湿地帯)に行かれる場合、
長袖や長ズボン、首にタオルを巻く、防虫スプレーなど
アブに刺されない工夫も必要ですね。
ちなみに、私は、アブが寄ってくると、
持っているタオルをめちゃくちゃ振り回します。
それで、一度も刺されていませんよ(#^^#)