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チック症 発症年齢や発症率 症状と分類 チックの進行 

2018/08/29

身体の一部が勝手に動いてしまう「チック症」は、幼少期に出てくることが多いです。止まったり、出たり、と、親心を悩ませますよね。何がいけないのか、原因を探ったりもします。うちの5歳のチビ助もチック症です。良くなったり悪くなったり、この咲きどうなるのかな。とか、心配になります。今回は、チック症について少し詳しく調べてみました。チック症の症状や進行、分類についてまとめてみました。尚、日々医療は進化しています。必要に応じて専門機関などへのご相談もご検討ください。

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チック症 発症年齢

チック症は、2~17歳の間に大体が発症しています。大部分が4~6歳、大体10歳頃までに発症しています。
ちなみに男女比は、女性1:男性3です。圧倒的に男性に多いです。
(+o+)うちのチビ助も5歳の男の子です。。発症も5歳です。。一般的ですね(*ノωノ)

チック症 発症率

チックは、小児期の10~24%に出ます。結構多いです。ちなみにチックとは、症状の事ですが、そのまま病名としても使用しているようです。
通っている保育園や幼稚園にもいませんか?私も、よく考えたら大なり小なり、程度に差はありますが、見かけることがあります。
割合的に、確かに10人に1名はいそうな感じです。年中さん位から、そういうお子様がいるように感じます。

チック症の症状

 チック症は、本人の意思に反して身体の一部が勝手に反復して動いてしまいます。

【運動性チック】
身体の一部にチックが出ます。顔、肩、首、腕、胴体、足どの部分にもおきます。良くあるのは、「瞬き」「顔をしかめる」「肩をすくめる」などです。他には「口をあける」「口のまわりをなめる」「ジャンプする」「頷く」「ものに触る」「叩く」「蹴る」などがあります。

【音声チック】
発声に関わる器官にチックが出ます。「咳払い」や「ン、ンとかア、ア等の発声」「フン、フン等鼻を鳴らす」「奇声を発する」「相手の言葉や自分の言葉を繰り返す」「バカなど罵声を繰り返す」「ひわいな言葉を繰り返す」などがあります。

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チック症 分類

【分類方法1】
チックの症状が単純なものか複雑なものか。があります。
単純性:目的はなさそうに見えチックとわかりやすい。典型的な運動性、または音声チックがある。症状は1つである。症状は1つですが、出たり消えたりを繰り返すこともあります。
複雑性:目的がありそうに見え、チックとわかりにくい。身体の複数な場所でチックが起こるが、動きがゆっくりであったり、表情を変えたり頷いたり声を出したりしながら、モノに触ったりする。言葉を発することもある。症状は2つ以上である。など、チックとわかりにくい事があります。

【分類方法2】
「一過性」なのか「慢性」なのかです。通常1年以上続くと、「慢性チック」となります。「一過性チック」の場合、「単純性」であることも多いでが、「複雑性」であることもあります。1年未満で消失します。

チック症の進行

 初めに!!約95%は、一過性チックであり、自然に治ります。
一般的な経過として、大半は顔面の運動性チック(瞬きや顔をしかめるなど)から始まります。症状が続く場合は、顔から肩、手足へと全身に拡がります。その場合、音声チック(ア、アなどの発声など)が加わることもあります。音声チックから始まる場合は、症状の進行が早いことがあります。
年齢でみると、3・4歳頃は単純性チックであることが多く、5・6歳頃から複雑性チックとなります。チックの症状が一番激しいのは、8~10歳頃です。ピークを過ぎれば、それ以上激しくならずに経過していくそうです。10歳前にチックが出現した場合は、「これから激しくなるかも」と予測できますが、10歳以降の発症では「これ以上いどくならずに軽快していくかも」と言ったような予測が出来るそうです。もちろん個人差はあります。かなりひどい時期には、お薬による治療もあります。お薬の力を借りながら、落ち着くまで乗り切りましょう。

「一過性チック」は、前述しましたが、1年未満でなくなります。
「慢性チック」は、症状の悪化や軽快はありますが、長い期間で続きます。いつ消失するというものはありません。ただ軽快はしていくようです。

まとめ

 うちのチビ助は、複雑性です。今5歳なので、本当に心配です。ピークは8~10歳とのことなので、まだまだ油断は出来ません。今は、出たり消えたりを繰り返しています。チック症のお子様をお持ちの保護者の方、本当に気になって心配でしょうがないと思います。まずは、正しい知識を持ち保護者の方が適切な対処が出来ると良いと思います。大事な子供の為、しっかりと知識を身に着け対処していきたいと思っています。

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