節分の巻きずしに合うおかずとレシピ ~簡単に作れるレシピ~
最近、節分に巻きずし(恵方巻)を食べる方が増えてきています。
実際の売り上げも年々伸びているそうです。
巻きずし(恵方巻)を食べることで、
招福や商売繁盛、無病息災を呼び込む事が節分の目的です。
幸せになるイベントというと、なんだかワクワクしますね。
ご家族が喜ぶ顔を浮かべながら、
お料理すると、ご自身も幸せになれそうですね。
今回は、
1、節分の巻きずしに合うおかずは?
2、節分のおかずの簡単レシピ
について、和食職人の元妻の私がご提案させていただきます。
と、言っても、料亭級の料理ではありません。
料理下手な私でも作れる簡単、かつ、美味しい料理です(#^.^#)
節分の巻きずしに合うおかずは?
節分では、巻きずし(恵方巻)が主食になりますね。
巻きずしには、野菜、卵、海鮮類、肉系などが入っています。
巻きずしをご自分で作る方は、
残りの食材を有効活用するのも良いですね。
また日本では、昔から一汁三菜が健康に良い食事ともされています。
一汁三菜とは、主食の米飯に汁物1品、
おかず3品で構成されている献立のことです。
巻きずしはメインが米飯です。そのため、汁物はどうでしょうか。
お寿司は冷たいので、汁物には温かいものが合うと思います。
例)お吸い物 しいたけや三つ葉、ハマグリ、卵など。
野菜スープ コンソメやチキンコンソメベースに野菜を入れて。
お味噌汁 お好きな具で。
なめこや豆腐の赤味噌仕立てはお寿司に合いますね。
主菜(メインのおかず)は、おつまみにも、おかずにもなるものがいいですね。
お寿司は、さっぱりしているので、
おかずには、少々こってりが食べたくなるのではないでしょうか。
例)天ぷら お好きな食材で。かき揚げもいいですね。
かつ チキンカツ、とんかつなど。
から揚げ 美味しいのは鳥モモですね。
チューリップだと、鬼の金棒みたいだし食べやすい!
筑前煮 揚げ物はちょっとという方に。
焼き魚 節分にはイワシを食べる地域もあります。
食べ終わったイワシの頭を切って目に柊の枝をさし、
軒先に吊るして魔除けとするそうです。
副菜(サブのおかず)は、少しさっぱり目が良いでしょう。
例)サラダ お好きな食材とお好きなドレッシングで。
茶碗蒸し 子供が好きですね。
白和え ほうれんそうや小松菜など、栄養一杯の食材ですね。
お浸し 箸休めにも合います。
節分のおかずの簡単レシピ
では、上記であげたおかずのレシピです。
料理が得意でない私でも、作れる簡単なものですよ(#^.^#)
汁物
お吸い物 超簡単 お吸い物の素と水を鍋で沸騰させ、豆腐や三つ葉を入れる
簡単 はまぐりのお吸い物(分量は1人分)
1、水100cc 白だし 大さじ1 しいたけ 1枚 を、
火にかける。
2、沸騰したら、はまぐり50gを入れる。
3、はまぐりの口が開いて、2分ほど煮たら出来上がり。
4、味の微調整(塩や白だしなど)をしてください。
三つ葉を最後に入れると、見た目が良いですよ。
中華風かきたま汁
1、水200cc 中華だしの素 小さじ1 を、
火にかけて沸騰させ、塩コショウで味を整える。
2、溶き卵1/2個を、沸騰しているところに注ぐ。
溶き卵を注ぐ時は、細く落としながら、鍋の出汁をかき混ぜる。
3、再度沸騰したら、ごま油を小さじ1/2を入れて出来上がり。
ごま油の香りが食欲をそそります。
お味噌汁 簡単 普通のお味噌汁
1、鍋に水を入れて沸騰させる。
2、だしの素を入れる。私のおススメは、カツオといりこです。
いりこ自体を粉末にしたものが風味と味が美味しい。
出汁をとる場合 鰹節は沸騰してから入れる
昆布を出汁にする場合は、水から入れる
3、具材を煮る。
4、適量の味噌を加えて出来上がり。
味噌を加えたら沸騰させない様に気をつけましょう。
特に赤味噌には、気をつけましょう。苦くなります。
お寿司には、赤味噌のなめこや青さ海苔、
白みその青さ海苔が良く合います。
野菜スープ 簡単 コンソメスープ
1、野菜を好きな大きさに切る。
(キャベツ、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも等)
ベーコンやウィンナーを好きな大きさに切る。
ベーコンは2cm程、ウィンナーは切らないのがおススメ。
2、「1」の具材を、鍋で軽くしんなりするまで炒める。
油は、オリーブやココナッツオイルが体に良い。
葉野菜は、最後の方に入れる。
3、水とコンソメやチキンコンソメの素を入れて沸騰させる。
4、塩コショウで味を調えて出来上がり。
野菜をしっかり食べたいなら、大き目カットでポトフ風に。
脇役として添えたい場合は、小さ目カットが良いですよ。
主菜
天ぷら 普通 野菜やえびの天ぷら(大体15個程度の天ぷらが出来ます)
1、使用する具材を切る。
水気を軽く切っておく。
2、卵1個 冷水150ccをよく混ぜる。
3、「2」に、小麦粉100gを加えて軽く混ぜる。
小麦粉は、溶けきらなくて良い。混ぜすぎない!
小麦粉100gとは、200ccのカップ1杯程度です。
結構水っぽいですが、全く問題ありません。
4、油は170~180度程度で、具材に衣をつけてあげます。
これで、サックサクの天ぷらが出来ます。
冷水と混ぜすぎないことがポイントです。
普通 かきあげ
1、具材の下ごしらえをする
水気を軽く切っておく
2、卵1個、冷水100ccをよく混ぜる。
3、「2」に、小麦粉100g、片栗粉大さじ1杯を加えて軽く混ぜる。
かきあげ自体に味が欲しい時は、塩や顆粒だしなど加えます。
私は、良くかつおだしを使用します。塩分控えめ(#^.^#)
4、具材に、小麦粉を軽くまぶして混ぜる。
5、「3」に「4」の具材を混ぜる。
6、油は170~180度であげる。
おたまなどで塊にして、油の中に置くように揚げると良い。
小さ目のかき揚げなら、お箸でも出来ます。
片栗粉を入れると、サクサクになります。
かつ 普通 チキンカツ、とんかつ、ささみかつなど、作り方は一緒です。
ここでは、おススメのササミカツのレシピをのせます。
大葉とチーズを挟むササミカツ
1、ささみの下ごしらえをする。
ささみの横に包丁を入れて2枚に切る。
良くスジを取るとありますが、取らなくても大丈夫です。
ささみの上にラップを置いて、綿棒で叩き5mm程度の厚さにする。
伸ばしたささみの上に、スライスチーズと大葉をのせる。
もう一枚のささみに、軽く塩コショウや顆粒だしを振り、
チーズと大場を置いたささみと挟むような形にする。
チーズや大葉がはみ出しても大丈夫。卵やパン粉で隠れます。
顆粒だしはなくても良いです。私は、減塩目的で使っています。
2、「1」のささみに、小麦粉→卵→パン粉の順でつけます。
パン粉は、食パンで作る生パン粉が断然おいしいです。
フードプロセッサーで1cm大になる位にして作ります。
ぜひぜひ、やってみてください。
3、170度の油で表面がきつね色になるまで揚げます。
から揚げ 普通 チキンや魚に味つけて、衣つけて、170~180度の油で揚げるだけです。
味のバリエーション
塩、塩コショウ、にんにく醤油、しょうが醤油、顆粒だしと塩
塩こうじ、
衣のバリエーション
片栗粉のみ → 昔ながらの懐かしい感じ
片栗粉大3 小麦粉大2 卵1個 → パリッとした感じ
筑前煮 普通 普通の筑前煮
1、材料の下ごしらえをする
鶏肉(できればモモ):一口大
レンコン、人参、里芋、ごぼう:一口大の乱切り
こんにゃく:手やスプーンで一口大にちぎっておき、軽くゆでる。
味がしみこみやすいですが、包丁でも問題なし。
干しシイタケ:一口大に切る。
戻し汁はとっておく。
2、鶏肉を炒める。
油はピュアオリーブオイルやココナッツオイルがおススメ!
3、鶏肉の表面に赤身がなくなったら、他の具材を一緒に炒めます。
4、野菜全体に火が通ったら(表面が少し透明になる)調味料を入れます。
干しシイタケ戻し汁2、濃い口醤油1、酒1、みりん1の割合です。
嫌でなければ、おろしにんにくを少々加えます。
美味しくなります。
5、弱火~中火で煮ます。落し蓋をすると良いです。
6、汁気がなくなってきたら、時折混ぜて照りが出るまで煮ます。
たまに、味見をして味の濃さの調整をしてください。
7、盛り付け時は、絹さやを塩ゆでしたものをのせると見栄えします。
焼き魚 簡単 魚に塩ふって焼くだけです。
魚には、切り込みを入れておくと食べやすいです。
付け合わせに大根おろし、レモン、しょうが酢漬けなどどうでしょうか。
副菜
サラダ 簡単 私のおススメを紹介します。
亜麻仁油ドレッシングの野菜サラダ
1、野菜を切る(おススメは、きゅうり、レタス、トマトです)
2、ドレッシングを作る
うまくち(濃口)醤油大2、お酢(りんご酢)大1、
亜麻仁油大1、ごま油大1/2
醤油麹を入れてもいいですよ。
3、ドレッシングと野菜を混ぜて出来上がり。
私は、野菜から出てきた水分や、亜麻仁油がもったいないので、
ゆでた春雨を混ぜて、春雨野菜サラダにします。
ちなみに、亜麻仁油には、必須不飽和脂肪酸が含まれていて、
血管を健康に保ちます。健康的な油として、近年注目されています。
モッツァレラチーズとトマトのサラダ
1、野菜を切る
白菜を食べやすい大きさで薄く切る(千切りキャベツの様に)
トマトを一口大に切る
2、「1」の野菜に軽く塩をふる(薄く味がつく程度)
3、モッツァレラチーズを手でちぎって1cm大にして上から散らす。
濃い味が好みの方や、塩分気にしなくて良い方は、
モッツァレラの上から少々の塩を振ると美味しいです。
4、上記の亜麻仁油ドレッシング、
もしくは、イタリアンドレッシングをかけて出来上がり。
白菜は、新鮮なものを使用してくださいね。
めちゃくちゃ美味しいですよ。
茶碗蒸し 普通 茶碗蒸し(分量は1人分)
1、卵1個を良く溶いておく。
2、だし汁150cc、薄口しょうゆ小さじ1、塩少々、
好みでみりん少々を、良く混ぜ合わせておく。
3、「1」と「2」を混ぜ、ザルでこす。
めんどくさいかもしれませんが、滑らかにする為に大事!
4、具材の準備
鶏モモ肉20g:1cm大に切り、塩をふって湯通しする
かまぼこ2~3枚:薄く切る
ぎんなん1~2個:茹でておく、水煮でも良い。
みつば1本:2cm程度に切る
具材は、ご自由に変えてください。
5、お皿に具材を入れて、「3」の卵液を流しいれる。
6、蒸し器やフライパンで蒸す。
蓋をして強火で1~2分、蓋をずらして弱火で15~25分蒸します。
竹串を指して透き通った汁が出てくるようであれば出来上がり。
水滴が、茶碗蒸しに入らない様に
鍋を開ける時は、ふきんで水滴を受け止めるようにすると良いですよ。
白和え 簡単 ほうれん草の白和え(2~3人分)
1、木綿豆腐1/2丁は、ペーパータオルに包んで重しをして水気を切る。
30分程度で充分です。
時間がない時は、手でぎゅーっと押して適度に水分を切ります。
ボロボロにならない程度にしてください。
2、ほうれん草1束を茹でて水につけ、3cm位に切り、水気を切る。
3、人参1/2本やしめじ1/2株、こんにゃく30g程度を
適度な大きさに切り、茹でて水気を切り冷やしておく。
こんにゃくは、きんぴらごぼう用など使用すると楽です。
4、調味料を作る。
薄口醤油大さじ1、砂糖大さじ1強、すりごま大さじ2
薄口醤油は、めんつゆでも良いです。
5、「4」の調味料を、葉野菜以外の野菜(味がしみにくい)に
小さじ1ほどかけて軽く下味をつけます。(めんつゆでも可)
この行程は、必要ではないですが下味つける方が美味しいです。
6、豆腐を崩して滑らかにします。
豆腐の滑らかさは、好みで。
料亭みたいな仕上げにするには、裏ごしが必要です。
7、豆腐と具材を混ぜ合わせます。
時間が経つと水気が出てくるので、早めに食べましょう。
お浸し 簡単 小松菜やほうれん草のお浸し
1、小松菜やほうれん草1束を茹でて、水につけ、3cm位に切る。
しめじ1/2株も同様にして入れても美味しいです。
2、調味料を作る。出来れば、一度火にかけた方が良い。
かつおだし(和風だし)100ml、薄口醤油・みりん各大さじ2
3、野菜は良く水気を切り、「2」の調味料に浸し、
冷蔵庫で1時間ほど冷やす。(味が浸み込む)
上記は、基本的なレシピです。
ご自由に具材を変えたり、調味料を調整して、
ご自分やご家族の好みの味にしあげてくださいね。
神経質にならなくても、大体の分量で大丈夫なものばかりです。
まとめ
節分の日の献立、決まりましたか?
お役に立てると嬉しいです。
私は、元々料理は苦手です。
でも、そんな私でも、
料亭で働いていた和食職人の元夫に教えてもらったり
、レシピを調べたりして、
簡単なものは、作れるようになりました。
自分で作ると、安心して食べられますよね。
ご家族にも健康に良いものを食べてもらえます。
ぜひ、一度作ってみてください。
良い節分を過ごせますように( *´艸`)