1人暮らしの部屋探しのポイント 部屋探しを環境や間取り、向き等から考える
2017/02/11
1人暮らしってワクワクしますよね。
どこに住もうか。
どんな部屋にしようか。
誰を最初に招待しようか考えたり。
楽しくなりますね。
でも、引っ越しする前には、やることがたくさんあります。
中でも、部屋探しは重要です。
これからの生活の中心となるところです。
お友達と楽しく過ごしたり、
人を気にしないで好きなことやったり、
心ゆくまで寝たり、などなど
挙げればキリがありません。
今回は、
1人暮らしの部屋探しのポイントとして、
1、住む場所
2、周囲の環境
3、建物の造りについて
4、部屋の間取り
5、部屋の環境(部屋の向き、位置、装備、近所の住人、建物の管理)
について、まとめました。
1人暮らし 部屋探しのポイント
住む場所
部屋探しをする前に、まず決めなくてはいけないのが
どこに住むか。ということです。
大抵の方は、どこか学校に通ってたり仕事に通ったりします。
自宅と駅やバス停が遠いと、毎日続く通勤が負担になります。
歩くのが好きであれば構いませんが、
そうでなければ、交通機関の利便性は重要となりますね。
最寄り駅やバス停をどこにするか。
→混雑する場合は、隣の駅にすると座って通勤できることがあります。
大きな駅の方が、利便性が高いですが、その分家賃も高くなります。
通勤時間帯によりますが、
便利だけど高いし、座れる可能性が低い方か、
少し不便だけど、安くて座れる可能性が高い方か、
実際に物件を見比べてみましょう。
また、大体の見当がついたら、周囲の電車やバスの路線みておくと良いですよ。
例えば、この物件を選べば、このバスや電車が使えるな。など、
物件を選ぶ時に、ちょっとした判断材料になります。
また、駅まで自転車を利用するという方法もあります。参考にしてください。
不動産屋さんには、
「○○駅を中心に、○○駅範囲までで探してください。」
「駅までは、徒歩(自転車)〇分圏内でお願いします」と、伝えると良いと思います。
周囲の環境
生活するにあたって周囲の環境も大事です。
参考にしてください。
・コンビニやスーパーはあるか。
両方あった方が良いです。
また、使用する頻度は高いので、帰り道にある方が便利です。
・ドラッグストアや病院はあるか。
ドラッグストアは最低でもあった方が良いです。
病院には歯医者も含まれます。
・レンタルビデオ屋さん ←あれば便利
・ファミレスや居酒屋 ←あれば便利
・100均ショップ ←あれば便利
・郵便局 ←あれば便利(荷物贈る時とか郵パックは安いです)
・お墓はない方が良いかと思います。
私は、怖がりなので、すごく気になります。
・葬祭場もない方が良いかなと思います。
気にならない方もいると思いますが。
・近所に田んぼや水路がない方が良いと思います。
これは、私が虫が嫌いなので気になります。
・荒れた空き地や荒れた公園がない方が良いと思います。
私は、怖がりなので帰り道にこんなんあると怖いです。
一度、夜の帰り道などを想定して実際に足を運んでみると良いと思います。
日中は明るいですが、夜になると電気がほとんどついていないとか、
犯罪の場所になりそうなところなどあります。
特に、女性は、しっかりと防犯の意識をもって、
物件の検討をしてみてください。
建物
これは、地震大国「日本」ですから、防災の観点から重要です。
あとは、防音にも影響します。
①木造:木でできている家
②鉄骨:鉄の柱で組んでいる家。
骨組みは鉄ですが、隣の部屋との仕切り部分は木を使っています。
③鉄筋コンクリート:鉄の太い針金のようなものを編むように組み上げ、
コンクリートを流していき建物の構造を作っている。
④鉄骨鉄筋コンクリート:②と③を組み合わせたもの
耐久性:④→③→②→①の順に優れている
防火性:③と④が優れている
防音性:③と④が優れている
※使用している材料により、上記の限りではありません。
近年、日本には「南海トラフ大地震」が来ると言われています。
出来れば、耐久性は高い方が安心かなぁと思います。
また、防音性などは、部屋を見学に行った時に、気にしてみるといいですよ。
壁をコンコンしてみたり、一番近い道路を通る車の音を聞いてみたり。
これは、寝る時間の交通量も考える必要があります。
また、踏切が近くにないか。
まぁ、どこでも眠れる方には、関係ない話になりますね。
見学時に少し耳を澄まして、隣人に音が聞こえないか確認してみましょう。
部屋の間取り
良く「1DK」とか「1LDK」等と表示があります。
【基本的な表示の意味】
数字:部屋の数
L :リビング(食堂)
D :ダイニング(居間)
K :キッチン(台所)
【居室が1つの場合】
1R:フロア内にキッチンが備わっている間取りのこと
居間とキッチンが一緒になっている
1K:居間とキッチンの間に仕切り(ドア等)がある間取り
キッチンの広さは、4.5畳以下(1畳は、1.62平方メートル)
1DK:間取りは1Kと同じで、キッチンの広さが4.5~8畳まで
1LDK:間取りは1Kと同じで、キッチンの広さが8畳以上
【居室が2つ以上の場合」
6畳以上10畳未満は「DK」と表示
10畳以上は「LDK」と表示
上記は基本です。
不動産によって示し方に多少の違いがあります。
また、広さは「〇〇平方メートル」で確認しましょう。
「〇畳(帖)」で確認すると、値域によって広さが異なることがあります。
これは、値域によって畳に多少の広さの違いがあるからです。
部屋の環境
【部屋の向き】
南向き
・日中の日当たりが良い。(洗濯しやすい)(冬まぁ暖かい)(夏、暑い)
・昼間も明るい(照明が抑えられるので節約となる)
→日中家にいる方におススメ。人気があるので、家賃が高い傾向にある。
東向き
・朝方の日当たりが良い。
・朝、日差しが入ってくる(体内時計が整いやすい)
→朝型タイプにおススメ。
西向き
・夕方の日当たりが良い。(洗濯は午後が向いている)
・朝日が差し込んでこない。
→夜型タイプにおススメ。
北向き
・日照が悪い。(洗濯に不向き)(夏は暑くなりにくい)(冬は寒い)
・他の部屋に比べると、湿気でカビが生えやすい。
→日照にこだわらない暑がりさんにはおススメ。
【部屋の位置】
・一般的に角部屋が窓数が多くて明るくて人気があります。
その分、少し家賃が高くなります。
・1階より2階の方が、防犯対策できますね。
・電柱や下水管がベランダの傍にない方が良い。
泥棒さんが、伝って入ってくる場合があるみたいです。
・自分の部屋は何に面しているか。を、確認しておいた方が良いです。
(道路なのか。隣の家から丸見えでないか等)
【部屋の装備】
・鍵がピッキングされにくくなっているか。
・玄関にモニターがついているか。
ついている方が安心だし、便利です。
・付属している家電製品(エアコン、冷蔵庫など)
・浴室乾燥機がついているか。(梅雨時、便利ですよ)
・洗濯機を置く場所はどこか。
屋内にある方が洗濯機が痛まないし、夜寒い中洗濯をする事もありません。
・洗濯物を干す場所の確認。
隣人から見えないか。埃が舞い上がる場所でないか。など、確認しておきましょう。
・フローリングか畳か。(好み)
・お風呂とトイレが分かれているか。
好みですが、別の方が便利だし、お風呂もくつろげます。
・収納が多くあるか。
自分の大体の荷物を置く部分があるかの想像をすると良いですよ。
収納が少ないと、その分棚などに荷物を置くので、部屋が狭くなります。
・ウォークインクローゼット あると便利です。
・部屋のセキュリティがあるか。
会社が入っているところもあります。
・エレベーターがついているか(個人の体力に任せます )
【近所の部屋の住人】
・学生さんが多いと、人により飲み会などで騒がしくなることがある。
これは、確認して教えてくれるところとそうでない不動産があります。
・掲示板に「騒音注意!!」等と貼り出しがあったりすると、
やや危険です。確認してみましょう。
【アパート(マンション)の管理】
建物自体は大家さんが管理しています。
以下のような物件は、きちんと管理がされているかの目安になります。
・建物に誇りや汚れが目立っていないか。
・ゴミ集積所が汚くないか。
・外灯が切れていないか。
まとめ
部屋探しは、楽しいと思いますが、大変なことも多々あります。
不動産は何軒もまわった方が良いと思います。
まずは、ネットで検索して、大体の見当をつけてから、
実際に不動産に足を運んだ方が良いと思います。
また、大手でなく、地元の不動産にしかない物件もあります。
そちらにまで足を運ぶと良いと思います。
私は、見学に行ったら、必ず写メと動画を撮ります。
後から、比較するのに役立ちます。
恥ずかしいかもしれませんが、
ナレーターをつけながら詳しく動画を撮ると分かりやすいですよ。
自分にとって良い物件とは何か?
住んだ時に家具や荷物の配置を考えながら物件を選ぶようにすると良いでしょう。
良い物件がみつかると良いですね。