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生活

信号 青だけど緑に見える 信号の色の意味

2018/04/10

信号の色は「赤、黄、青」となっています。が、「青」と言いながら「緑」じゃないの?と思っている方!!また、色に意味があるのか?ふと疑問に思う事があると思います。私も、気になり調べてみました。
それを知るには、
1、 信号機の色の意味
2、 信号機の「青」が「緑」にみえる理由 という順でまとめてみました。

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信号機の色の意味

信号機の色については 、光・照明・色・色空間などを規定する国際基準化団体であるCIE(国際照明委員会)で、赤・緑・黄・白・青の5色を使用することとし、それぞれ色度の範囲や光度等が決められています。交通信号に使われている色は、このうちの赤・緑・黄の3色です。(白や青は航空信号等に使われています)
つまり、国際基準で決まっているのです。雨や霧など視界が悪い中でも、比較的良好に識別しやすいという理由があるようです。国際基準ということは、海外に行っても同じなので、間違える事がなく安心ですね。

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信号機の「青」が「緑」に見える理由

CIE(国際照明委員会)では、信号機の色は「赤、黄、緑」となっています。しかし、「緑」である部分の色を「青信号」と言います。実際の信号機の色を見ると青っぽい緑色です。国際基準では、「緑」と決められており、見た目もどちらかというと「緑」なのに、どうして「青信号」というのでしょうか。
これは、日本だけのものでした。「青信号」は、かつて国際基準通り「緑信号」だったそうです。でも、色弱者にとって、「赤信号」と「緑信号」の区別がつきにくく、そのために色弱者に見分けやすい「青みどり色」に変更されました。CIEの緑の規格内で、なるべく青に見えるような色度の使用可能範囲を警視庁で定めているそうです。法律上も「緑信号」だった表記を「青信号」としたそうです。
可能な範囲で青色に近づけて、色弱者の方が間違わないようにしているんですね。
ところで、日本人は、どうして「緑色」なのに「青信号」と呼べるのでしょうか。「俺が白と言ったら黒でも白だ!!」みたいなものなのか?(>_話は大昔にさかのぼります!!平安時代末期~鎌倉時代(西暦1100年頃)まで、日本では、「緑色」がなく、「青色」の中に、現代の「緑色と青色」の両方が含まれていたようです。「青色」と「緑色」の区別がついている現代でも、青野菜、青物、青葉など緑色のものを青と呼ぶ場合がありますね。そのため、緑信号を青信号と表現するようになっても違和感少なく受け入れられたのではないでしょうか。

まとめ

すっきりしましたか?(#^.^#)
たまに、「何であの色が青?」って思っていたので、理由がわかりすっきりしました。そして、その謎(大袈裟ですみません)を解き明かすに、平安時代まで話がさかのぼったりして、なんだかすごいなーって思ったし、色弱者のために日本独特の色を使用していることに、日本の優しさに触れ、日本に住んでて良かったなぁと思いました!(^^)!
ちなみに外国では、信号の緑色(日本でいう青色)は、「Green Light(緑の灯)」と言うそうです。なので、海外の方は不思議に思うそうですよ。実際、緑色ですもんねー(#^.^#)

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