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不妊治療

不妊治療前 開始初期 治療中の心理 卑屈になったり落ち込んだり パートナーの接し方

2018/08/11

不妊治療中は、楽しい事よりも辛く感じることが多いですよね。不妊治療という治療自体が痛かったり恥ずかしかったりします。そのうえ、心待ちにしている赤ちゃんが出来ないとなると、普通に出来ている人と比較して落ち込んだりします。周囲の方も、どう接したらいいのかわからない事がありますよね。励ましてもダメ。無関心もダメ。って時もあります。今回は、同じように不妊治療している方の意見もまじえて、不妊治療をしている女性の心理とパートナーにどう接して欲しいか。について、まとめてみました。

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不妊治療 女性の心理

不妊治療前と不妊治療開始初期と不妊治療中では少し違う方が多いと思います。
【不妊治療開始前】
かなり不安が強い時期です。不妊治療をしよう。って決めた背景には、葛藤するものがある方が多いです。まず、自分を不妊と認めることが辛いです。周囲は何もしないで出来ているのに。って悲しくなります。また、婦人科系の検査や治療は恥ずかしいし、初めての検査への怖い思いがあります。私は、看護師なので検査についてのある程度の知識はありましたが、それでもけんさ嫌だなって思いと、「いよいよ不妊かぁ」と認めるのが辛かったです。中には、あっさりしていて「40歳手前だから、早速行かなきゃ!」って方もいます。でもレアパターンだと思います。
【不妊治療初期】
色々な検査や治療を受けます。内診台にのって足を広げるのは、痛いし恥ずかしいし本当に嫌です。また、その結果にショックを受ける方もいるでしょう。今後の予定について聞かされた時、自分はどの段階で出来るのかなぁと気が重くなる方もいます。この治療で赤ちゃん出来ます。というわけではありません。確実性がないのに、治療をするというのは、人間心理としてキツイですよね。もちろん、前向きに捉えられる方もいます。私は、内診や様々な検査を受け、同時に不妊というレッテルを貼られた様な感じがして泣きたくなった記憶があります。
【不妊治療中】
不妊治療を続けていく中で、辛い時期として考えられるのは、治療したけど赤ちゃんが宿らなかった。妊娠したけど、流産だった。次の治療にステップアップする時期(現在の治療では出来ないという辛さや、新しく受ける治療への不安などがあります。)また、最終段階の治療でも赤ちゃんが出来ない。治療に直接は関係しませんが、周囲で赤ちゃんが出来た時も、お祝いしたい気持ちはあるのに、自分に出来ない辛さからココロから喜べない方も多いです。喜べない自分も嫌になります。私は、こんなに嫌な人だったかなって悲しくなります。子供がたくさんいる場所は、嫌になる方もいます。パートナーへの不満や八つ当たりもあります。「私だけ辛い思いをして。」とか「思いやりがないなぁ」とか。「私ばっかり赤ちゃんが欲しいみたい。彼はちゃんと考えていない」的な温度差を感じて悲しくなります。精神的に不安定になってしまう方もいます。男性から見たら、「そんなに辛いなら、やめてもいいんだけどな」って思う方もいると思います。思いやりから「やめていいよ」っていうと、喧嘩になってしまう事も多々あることです。「こんなに頑張っているのに、簡単にやめるなんて良く言えるよね(-"-)」とか「やめたら出来ないのに、考えてくれていない」とか、「赤ちゃん欲しいのは私だけみたいだね」とか。そんな時、相手の優しさに気づけない位、ココロが疲れていると思ってあげられるといいですね。

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不妊治療 パートナーの接し方

【不妊治療開始前】
優しく接してくれると嬉しいですね。「2人で頑張ろう!俺に出来ることあったら言ってね」や「俺、調べたら、不妊治療って〇〇らしいよ」など、俺も一緒に頑張る感を出すと嬉しくなると思います。独りじゃない!!って思える様な対応が出来ると良いと思います。
【不妊治療開始初期】
初診時には、出来たら一緒に行けるといいです。最初は、今後の治療に対する説明や様々な検査があります。特に初めて婦人科系の検査を受けられる場合は、身体的にも精神的にもキツイです。受診後は、ちょっと奮発して美味しいもの食べたり出来るといいですね。頑張ったねって抱きしめてあげるのも効果的だと、私は思います。いつもしないお手伝いとかをするのもいいと思います。気遣ったり、私の為に頑張ってくれてる感があると嬉しいと思います。「俺たちの為に頑張ってくれてありがとう」などの感謝の言葉や「がんばったね。検査どうだった?」などの言葉かけも嬉しいと思います。
【不妊治療中】
治療中の対応は、難しいと思います。大事なのは、辛いと感じているココロに寄り添う事です。今の気持ちを聞いてあげることだと思います。その時、黙ってうなづきながら、相手の言葉を反復しましょう。「でね、その時悲しくなってね」など言ってきたら「悲しくなっちゃったんだね。辛かったね」という風な感じです。人間は、自分の言葉を反復してくれると理解されていると思いやすくなります。また、自分発信メッセージも効果的です。相手が卑屈になっていたら、「俺は、そう思わないよ。ちゃんとわかっているよ」など。自分は!を強調します。間違っても、「こうしたらいいじゃん!」とか、自分の意見を言うことは避けましょう。初めは聞くことが重要です。男性脳は、相手の問題点を解決してあげたいと思う傾向があります。男性とは、そういう風に出来ているみたいです。大事な人の為に、何とか解決してあげたいって思う動物なんだそうです。でも、ここで自分の意見を言うと、それは解決ではなく喧嘩や悲しみを与えてしまうことになります。相手が本当に意見を求めている時だけ、自分の意見を上手に伝えましょう。私は、男脳と女脳の違いを知り、実際に彼にそのことを伝えました。「女は、ただ聞いて欲しいだけの事が多いんだよ。意見は求めてないし、本当に欲しい時はそういうから、聞いてて!聞いてくれてることが嬉しいんだよ」って伝えたところ、喧嘩がめちゃくちゃ減りましたよ(#^.^#) 落ち込みすぎている時は、辛いことや不安な事を聞いてから、「辛い思いさせてごめんね」とか「俺に出来ることあったら言ってね」とか「〇〇が辛くなったらやめてもいいよ。俺は赤ちゃんも欲しいけど、〇〇が悲しんでるのは辛いし、出来なかったら2人だけでも楽しく生活できる自信あるよ、たまには、休まなきゃね。どこか気分転換に行こうか」などの言葉かけがあると嬉しいと思います。

まとめ

 不妊治療を受けている方は、本当にお辛いと思います。周囲がサポートすることで、ココロの安定に結び付きます。たくさん会話をすることが重要です。気持ちが通じ合えるといいですよね。でも、ご自分の事にも目を向けてくださいね。人間は、自分が安定していないと他人にも優しくできませえん。思いやることが難しくなります。お互い辛くなったら、正直にその気持ちを伝えて少しの休息をとってはどうでしょうか。無理しないように頑張れる範囲で頑張りましょう。

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