gajyumaro (*´ω`*) の転ばぬ先の杖

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早期胎盤剥離となり緊急帝王切開になった体験談 ~緊急帝王切開の時の様子~

私は、37歳で出産しました。その時、早期胎盤剥離という状態になりました。その時の事を体験記としています。ここでは、緊急帝王切開の時のことについてを記しています。

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出産当日、出血があったところから緊急帝王切開が決まるまでは、こちらにあります。
早期胎盤剥離を起こした体験談 ~緊急帝王切開まで~

緊急帝王切開 準備

 夕方の5時過ぎに緊急帝王切開が決まり、30分程、準備に時間がかかりました。
内容としては、手術の説明、同意書の記入、膀胱留置カテーテルの挿入、点滴刺入、手術着へのお着換えです。いざって時の為に、朝ウォシュレットをして、トイレに行く度にウォシュレットしていましたが、辛くなってからは出来ていません。でも、そんなこと考える余裕もありませんでした。点滴やカテーテルを入れる時にも、辛くで仰向けにはなれませんでした。私は、血管が太いので良かったのですが、血管が分かりづらい方は、普段から刺しやすい場所ってのを見つけておいて(医療者に聞いておいて)その時に、伝えられると良いですね。辛い時に、血管探されたくないです。。準備が出来て、ストレッチャーという小さなベッドに乗せられて、手術室に向かいました。その間も、猛烈な陣痛が来ます。私の場合は、過剰陣痛でした。当日に陣痛促進剤を服用したためだと思います。異常な陣痛で周期が短く、1回の陣痛時間が長いことが特徴です。子宮内圧も通常より高くなります。いきみたくて いきみたくて 本当に辛かったです。「もう少し。もう少し。頑張れ、私。頑張れ、私」ってずっと思っていましたが、ストレッチャーで運ばれて、エレベーターで待っている間、限界がきました。耐えきれず、いきんでしまいました。もう、無理-----っって感じでした。呼吸法も頑張りましたが、もう吐いてるのか吸っているのか、わからなくなるほど、めちゃくちゃでした。
そうこうしているうちに、手術室に着きました。

帝王切開 手術室での麻酔

 手術室に着くと、担当看護師や医師が挨拶に来ました。私は、それどころではありませんでした。
いよいよ麻酔です。腰椎麻酔になります。横向きにされ、背中を丸く突き出すような体位を取ります。なるべく、背中を丸くすることで、先生も麻酔をしやすくなり、ミスもなくなります。苦しいながらも、「ちゃんと丸まらなきゃ」って思いました。失敗は、嫌です(+o+)
痛みは、ありません。ずんって押されるような感覚の後、すーっと陣痛が引いていきました。麻酔ってすごい!!です。こんなに、楽になるの??(#^.^#)って感じです。

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手足の固定

 手術中は、手足を固定します。これは、危険回避の為の対策で、決まりになっています。でも、やっぱり、なんか嫌でした。腰痛麻酔は、下半身麻酔なので、下半身の段々なくなります。先生が、「これは、わかる?」と言いながら、足を触り間隔を確認しています。私は、「麻酔が。完璧に効いていなくて、痛かったらどうしよう。。(-"-)」って心配でした。でも、本当に何も感じなくなった時に、開腹が始まりました。

開腹から赤ちゃんが産まれるまで

 お腹を切った後、赤ちゃんを取り出そうとしている感覚がありました。でも、頭が胎盤に挟まっていて、少し時間がかかり、私の場合は、下の方からも押して、お腹側から引っ張って出したそうです。苦痛は、全くありません。手術室の担当看護師が知り合いだったので、雑談していた位です。でも、今思えば、そう状態だったのかも。。いつもより、しゃべってました。

赤ちゃんが呼吸していない

 赤ちゃんが出てきましたが、「オギャー」という声が聞こえません。私は、手足が固定されているので、一生懸命赤ちゃんの方を頭だけでも、向こうとしていました。背中を叩かれたり、補助呼吸されたりしていました。心配になっていると、麻酔科の先生が「大丈夫だよ。赤ちゃんは、どうして赤いか知ってる?体に血液が回っているからだよ。この子は、心臓は動いてるよ。だから、大丈夫。」って元気づけてくれました。いつも、むすっとしている麻酔科の先生でしたが、患者のココロに寄り添えるいい先生だなって思いました。麻酔科の先生は、状態についてはタッチしない先生も多くいます。なので、余計に、この先生はいい先生なんだなって思いました。小児科のベテラン先生も駆けつけてくれ、産まれて7分たって、ようやく「みゃー」っ声が出ました。その一声だけです。すぐにNICUに連れていかれました。私は、めちゃくちゃ心配でした。

胎盤排出

 最後に胎盤を除去して、創を閉じます。産科部長も来てくれたのですが、術野をみて「だいぶ、古い出血があるじゃないか?胎盤剥離だろ。分からなかったのか?」と先生達に言っているのが聞こえました。私は、「やっぱり、早期胎盤剥離だったんだ(/ω\)」って思いました。もっと、早くに対応してくれていれば、こんな緊急での帝王切開にはならなかったのにーーーーーって思いました。この事については、後述します。
創は、医療用のホチキスで閉じました。ガチャン ガチャンって音が響いていました。

お部屋に帰室

 お部屋に戻ってきました。戻ると、両親と夫が来てくれました。「赤ちゃんは、今のところ呼吸もしているよ。体重が3000g超えてたから。乗り越えられたのかもって言ってたよ。」と、聞きました。私は、疲れて、少し眠りました。寝たり、起きたりを繰り返していました。夜中中、家族が付き添ってくれました。

最後に

 今回は、帝王切開について体験記をまとめてみました。やはり、早期胎盤剥離だったのか。。あの時、無理にでもエコーをしてもらえば良かった。って何度も後悔しました。今でも、後悔しています。続編を、今後も綴ります。

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