gajyumaro (*´ω`*) の転ばぬ先の杖

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インフルエンザ 妊婦さんや通院している方含めての受診時の注意点 診断や治療

インフルエンザかも(>__

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受診する時の注意点

まず、大前提として発熱後または症状出現後12時間以上経過しているかを確認してください。12時間以上経過していないと、正確な診断が出来ないことがあります。

保険診療となります。保険証を持参しましょう。

妊婦の方や障害者手帳などお持ちの方は持参しましょう。妊婦の方は、ご自分の産科でなく、一般の内科を受診してください。他の妊婦さんに、感染を拡大させないためです。その際、ご自分の産科に連絡すると必要に応じ情報提供をしてくれる場合があります。

もともと通院している方は、まずそちらに連絡しましょう。インフルエンザ自体の診断は、どの科でも行えます。が、病院によっては、「発熱外来」とか「インフルエンザは内科」など、決められている場合があります。

既往歴やアレルギーの有無がわかっていた方が良いです。高齢者などの場合は、常日頃から上記を記載した用紙など準備しておくと、いざという時に慌てません。ぜひ、お試しください。

外出時は、マスクをしましょう

咳やくしゃみが出る時は、口と鼻を覆って行いましょう。またマスクやティッシュがない時は、顔を二の腕の方に持っていき、
咳やくしゃみをするようにして、手で覆わないようにしましょう。感染の拡大を防ぎます。

鼻水が出る場合は、ティッシュと、使用後のごみを入れる袋など持参しましょう。感染の拡大を防ぎます。

病院受付では、感染の拡大を防ぐため、
発熱外来窓口が設けてある病院がほとんどです熱があることやインフルエンザが疑わしいことを必ず伝えましょう。

インフルエンザの診断と治療

【診断】
「迅速診断キット」と呼ばれる小さな検査器具を使い、鼻の奥やのどを綿棒で擦って、
15分程度でA型とB型のインフルエンザの診断が出来ます

ただし、発症直後に検査した場合、インフルエンザウイルスの量が少ないために、感染していても陰性になる場合があります。
発熱後、12時間以上経過していれば、正確に近い診断ができます。最終的な診断は患者さんの症状等から総合的に判断します。迅速キットの結果が陰性であっても、インフルエンザと判断して薬を処方する場合もあれば、症状によっては、翌日に、再度来院することを指示される場合もあります。その時に、診察した医師の判断となります。

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診断するための検査として、それ以外に、採血や鼻からの分泌物を使用した違う検査方法がありますが、これらは結果が出るのに、7~14日程度かかるため、実際の医療機関では、大抵迅速キットが使用されています。

【治療】
抗インフルエンザ薬を使用することが多いです。発症から48時間以内に使用すると効果があります

内服薬のオセルタミビル(タミフル®)
5日間服用

吸入薬のザナミビル(リレンザ®)
5日間吸入

点滴静注薬のペラミビル(ラピアクタ®)
病院で15分ほどの点滴を1回のみ

吸入薬のラニナミビル(イナビル®)
1回の吸入のみ
(薬局で服薬指導をしながら行ってくれるところもある)

薬剤によっては、 副作用に、自殺企図、てんかん誘発、異常行動・言動などがあります。
また、腎障害患者や妊婦、透析患者への投与は特に注意が必要な場合があります。
薬剤指導をしっかりと受けましょう。

ご自身の既往歴(今までにかかってたご病気や現在のご病気)や状況、アレルギーなどは、問診の時に正確に伝えましょう。
薬剤成分にアレルギーがあることがあります。

【自宅での注意点】

インフルエンザは、高熱や食欲不振などにより、特に小児や高齢者では脱水への注意が必要です。特に、水分の補給、休息や栄養を摂るように心がけましょう。

また、脳症や肺炎も合併症としてあります。薬を使用して数日たっても症状が
軽快しないようであれば、再度受診することも検討してください。

インフルエンザは全身痛や発熱など苦痛が大きいです。発熱は、ウィルスと身体の免疫が戦っている証なのですが、必要以上に苦痛を我慢する必要はありません。医師と相談のうえとなりますが、解熱鎮痛薬を使用する場合があります。

その場合、特に小児に関してですが、アスピリンなどのサリチル酸系薬剤は、合併症の脳症の一種である"ライ症候群発症"のリスクを高める可能性があります。インフルエンザ脳症とも言われています。厳密には少し違いますが、ほぼ同じ事を指しています。ほとんどの総合感冒剤には、サリチルアミドが配合されているので、飲まないようにお気を付けください。大人は、脳症の重症化という症例は少ないですが、ならないとも限りません。飲まないに越したことはないですね。解熱剤としてはアセトアミノフェンの使用が適切です。

最後に

私も以前インフルエンザにかかりました。
喉の痛みと全身痛がつらく、病院で待っている間もきつかったのを覚えています。
無理しないで、きちんと受診して適切な治療を受けた方が、世のため人のため自分のためになりますね(^^♪

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