gajyumaro (*´ω`*) の転ばぬ先の杖

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検査

胃カメラ  口と鼻どちらが楽?鎮静剤の有り無しで変わる?リアル体験談

2019/05/13

胃カメラを初めて受ける時ってドキドキですよね(`・ω・´)

「痛いのかなー?」

「辛いのかなー?」

「口と鼻、どちらからがいいの?」

「安定剤は使った方がいいの?」などなど、悩みは尽きないと思います。

 私は、口からも鼻からした事があります。鎮静剤を使った時もありますし、使わなかった時もあります。今回は、私が胃カメラをした時の体験談をお伝えしたいと思います(*´꒳`*)

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胃カメラ 口と鼻どちらが楽?

 こちらは、人それぞれだと思います。私の場合は、口からのアプローチが楽に感じました。 なぜ、楽なのか? そこには、 「胃カメラ前の喉の麻酔の方法」 「安定剤使用の有無」が絡んできます。

まず、口からと鼻からの胃カメラの喉の麻酔の違いについてです。

胃カメラは、鼻や口から入れて胃や十二指腸に到達させたカメラで内部を診て検査を行うものです。当たり前ですが、胃カメラが喉を通過する必要があります。その喉を通過する時、反射が起きます!異物が通るのだから、自然な体の防御反応です。この反射を緩和させるため、麻酔が必要となります。局所麻酔といって、麻酔が触れた表面だけを麻酔するものになります。口からだと、どろっとした麻酔薬やスプレータイプの麻酔薬を喉の奥に貯めて少量飲み込みます。私は、この麻酔薬が苦手です。飲み込むと「おえっ」ってなります。味は、そんなにありません。他の患者さんを見ていると、そうでもない方もいます。私は、特に、こういうのが苦手で、潔癖症というか、口の中にある感触がすごく気になる方です。なので、すごく苦手です。「うっ」って言いながら、吐きそうになりながら涙をためて、数回に分けて飲み込みます。他の患者さんを見ていると、一口で飲み込んでいる方が大半です。実に羨ましいです。(#^.^#)

鼻からだと、スプレータイプの麻酔薬を鼻に入れます。シュッと吹きかけられます。私は、この鼻からの麻酔がすさまじく辛かったです。痛い!!喉の麻酔なら最悪吐き出すことが出来ますが、鼻に入れてしまった麻酔は、どうにもなりません。しみて痛い感じで、涙が止まらず(ノД`)・゜・。やらなきゃ良かったーって、心底後悔しました。大体2~3分程度で落ち着いたと思ったら、次は、喉の麻酔(ノД`)・゜・。 一難去ってまた一難。嫌だー!!!って感じでした。※これは、あくまで私の感想です。他の患者さんは、そうでもないよ!といった方もいます。やっぱり、私は、こういう異物が苦手なのかもしれません。

 これらの結果から言えることは、前処置の喉の麻酔は、私の意見として「口」が楽だということです。 次に、前処置の鎮静薬の使用です。

胃カメラ 麻酔薬の使用は?

麻酔薬の使用は、病院により

・使う方針!

・使わない方針だけど、希望で使う方針!

の2タイプに分かれると思います。

ポイント!!

喉の反射は、年齢が若い方が強い!

若い方の方が、おえっってなる。高齢の方の方がおえってなりにくい!ということです。

胃カメラ パターン別体験談 口と鼻 鎮静剤の有り無し 

胃カメラ 鎮静剤を使用しない口からのアプローチ

喉の反射の知識はありましたが、初めての20代半ばでの胃カメラ検査の時には、鎮静剤を使ってもらう!という事には気付かず、看護師に「若いから大丈夫ね」と言われ、「ハイ!」と答えた結果、、

やってくれた先生は、自分の病院のまぁまぁイケメンの先生です。なのに、カメラを口に入れて喉を通る時、すっごい吐き気と痛みで、「おぇぇぇぇ ぐぇぇぇぇぇ」みたいな音が口から勝手に漏れるし、よだれダラダラです。こんなに唾液ってあるの?っていう位でした。。恥ずかしいのに、苦痛には耐えらえれませんでした。おえぇってなっている時って、胃カメラ進めないので胃に到達するのに時間がかかってしまいました。胃に進んでからは、楽になりましたが、カメラの向きを換える時とか、ちょっと喉の部分が動いちゃうので、「おえっ」と軽くなります。本気で一番辛かった胃カメラでした。思えば、あの時の看護師は、何だったんだー!と言いたいです。私なら、鎮静剤を絶対勧める!!って思いました。

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胃カメラ 安定剤を使用しない鼻からのアプローチ

こちらは、30代後半の頃です。1度目の検査の事があったので、看護師に「安定剤を使用してください!」と伝えました。また、口用のカメラに比べると鼻用の方が細いので、少し怖かったですが、鼻からの検査を選びました。

前記しましたが、鼻からのスプレーがこんなに辛いとは思わなかったので、本気で後悔しました。2~3分程度で楽になりましたが、完全に楽になったなって思えたのは、5分後くらいでした。次は絶対やらない!!と心に決めました。その時の担当看護師は、「普通はそんなに辛くないんですけどねー」って言っていました。

そして、安定剤を頼んでいたのに!!看護師から、「うちの先生、すごく上手だから、いらないと思いますよ。鼻からのカメラは細いし、大体の方が使いませんよ」と言われました。「でもー、以前辛かったから、心配です」と言いましたが、「いや、本当に大丈夫だし、途中で使うことも出来ますから」と言われ、安定剤ってすぐに効果があるので、「それでもいいかー」と思い同意しました。でも、これも間違いだった!!カメラを鼻から入れます。ちょっと痛い!でも、鼻は問題なく通過!そして、喉!!またまた「おえぇぇぇ」ってなりました。今回は、「ぐぇぇぇぇ」は出ませんでした。ここは、胃カメラの細さが絡んでいるんだと思います。とはいえ、「おえぇぇぇ」となっているので、前回ほどでないですが、やっぱり通過に時間がかかりました。そして、胃に進めていきます。でも途中「おぇ」ってなるので、ちょっと我慢しましたが、耐えられなくなり「安定剤使用して!」のサインを送りました。そうすると、先生が、「もう半分終わったから効く頃には、終わってますよ」って。(+o+) ちょっと頑張りましたが、やっぱり終わらないので、再度「安定剤使用して!」のサインを送ると「もう終わりますからね」ってたしなめられて、その後1分程度で終了しました。

私は、この病院には絶対行かない!!って思いました。患者のいうこと聞いてくれない病院なんて最悪です。私も詰めが甘かったなって反省しました(ノД`)・゜・。

胃カメラ 鎮静剤を使用する 口からのアプローチ

1回目、2回目の反省を踏まえ、40代前半である3回目以降は、すべて「鎮静剤あり」「口から」を貫いています。

はじめに、ベッドに寝て点滴をします。この点滴から鎮静剤を入れます。血管が細い方には、辛いかもしれませんね。。私は、めちゃくちゃ太いので安心です(#^.^#) 1度失敗した看護師もいましたが、それくらいどうって事ありません!!

次に、喉の奥の麻酔です。鎮静剤を使用する場合の、喉の麻酔は病院によりますが、するところとしないところがあります。私は、どろッとした麻酔薬もスプレータイプの麻酔薬も使用しましたが、やはりスプレーの方が楽でした。スプレータイプの方が苦いのですが、量が少ない為のみ込む度に「おぇ」ってなる私には最適でした。

次に、安定剤を点滴から入れます。入れて5秒くらいで、世界がゆがんだ感じになります。ふわってしてきますが、先生の言うことは分かります。使う安定座の種類により、完全に寝てしまうも場合もあります。鎮静剤を利用していると、胃カメラが喉を通る時も楽です。「あー通ってるな」って感じです。押されている感じでした。胃や十二指腸を見ている時も、時折「カメラここにあるな。」って分かります。先生の説明も分かります。丁度いい感じです。終了後、歩いて、休憩するベッドに行きます。私は、いつも2時間くらい寝てしまいます。起きるとスッキリして気持ちいいです(#^.^#)

最後に

私は、慢性胃炎があるので、胃カメラは、まぁまぁ受けています。今回の記事は、私の体験談がほとんどでしたが、途中、医療者らしく、ちょっとしたポイントも載せてみました。ご参考になれば幸いです。

胃カメラは。医師が実際の胃の内部を診ることが出来るので、おススメしたい検査のひとつです。検査、治療の評価、治療の一環として利用されます。特に、早期発見としての意義は大きいです。早期だと、内視鏡(胃カメラ)だけど、治療することも可能です。早期治療に越したことはありません(#^.^#) 初めての方は、ちょっと怖いと思います。でも、勇気をもって頑張りましょう!!どんなに辛くても20分は続かないはずです!!

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