胃カメラ 楽に受けるコツ 喉の麻酔や胃カメラを飲む時と検査中 気持ちも重要!!
胃カメラは辛いものだというイメージありますよね。
前回受けたのが、めちゃくちゃ辛かった(ノД`)・゜・。という方もいると思います。
でも、受けなくちゃいけないですよね。
今回、胃カメラをした事のある看護師である私の経験もふまえ
1、喉の麻酔をする時のコツ
2、胃カメラを飲む時の体位や呼吸などのコツ
3、検査中のコツ
4、検査を受けるための気持ちの持ち方
5、胃カメラの方法や鎮静薬を使用する方法も考慮
について、まとめてみました。
胃カメラ 楽に受けるコツ 喉の麻酔をする時のコツ
胃カメラ検査は、鼻や口から細いですが、カメラ(内視鏡)を入れなくてはいけません。
喉には、嘔吐反射があります。
喉に手を突っ込むと、「おえっ」となりますよね(+o+)アレです。
この嘔吐反射を弱めるために、胃カメラの前は、麻酔をします。
液体タイプとスプレータイプがあります。
どちらのタイプにしろ、喉の奥に一時貯め込んで、看護師の合図で飲み込みます。
(まずいです(+o+) 頑張りましょう!!)
喉の麻酔を貯めている時、しっかりと顔を上に向けましょう。
喉の皮膚が普通に伸びるくらいは上を向きましょう。
そうすることで、麻酔薬がしっかりと喉の感覚を鈍くしてくれます。
飲み込む時は、可能な限りゆっーくりと飲み込みましょう。
麻酔薬をなるべく喉の壁に添わせて麻酔を良く効かせてあげましょう。
胃カメラ検査で一番辛いのは、喉をカメラが通る時です!!
いかに、喉にしっかり麻酔をかけるか!が、重要です。
「喉の麻酔を制するものは、胃カメラは80%克服したようなものだ!」
と、私は思っています。(#^.^#)
胃カメラ挿入時の体位や呼吸などのコツ
麻酔の次は、検査台に寝て、胃カメラを挿入となります。
顔は、少し上げ気味にします。胃カメラが通りやすい角度があります。
このあたりは、看護師がしっかり指示してくれます。
大事なのは、体勢です。
自分が一番リラックスできる状態にしてください。
看護師が「これで大丈夫ですか?」と聞いてくれますが、気を遣う方だと、ちょっと辛くても「大丈夫ですっ!!」と、言ってしまいがちです。
でも、検査はこれからです。
「20分は、この体勢でも辛くない!」と思えるくらいリラックス出来ている状態で臨んでください!!
そして、意外に重要な呼吸!!
「ヨガじゃあるまいしー( ゚Д゚)」と思った方いませんか?
私は、最初思いました。
が、数回受けるうちに、大事だな!と認識しました。
胃カメラが、喉を通る時が一番辛いですよね。
喉をカメラが通る時、喉がしっかり開いていると、嘔吐反射が起きづらいです。
具体的には、医師がカメラを入れる時「入れますねー」と声をかけてくれます。
その時に、呼吸は口でも鼻でも構いませんが、ゆーっくり吸ってみてください。
喉の一番辛いところを通過したら、その後も、ゆーっくり呼吸していてください。
人間って、緊張すると、つい呼吸を止めてしまいがちになります。
力が入ると、入ってくるものに対して押し出そうとする嘔吐反射が働いてしまいます。
呼吸は、絶対ではありません。
人によっては、止めていた方が楽な方もいるかもしれません。
大事なのは、呼吸をゆっくり行うことで、
⓵喉の動きがゆっくりになり、嘔吐反射を起こしづらくする
⓶リラックス効果 ということになります。
胃カメラ 楽に受けるコツ 検査中
検査は、10~20分程度で終わります。
胃カメラで一番辛いと言われている胃カメラの挿入は終わりました。
その後は、医師が胃カメラで食道、胃、十二指腸をみます。
この時に辛いのは、胃カメラが動くので、それに応じて嘔吐反射が出てしまったり、胃カメラによる圧迫感だったりします。
嘔吐反射を起こさせないためには、
⓵全身の力を抜くこと
⓶唾液は、ダラダラ出すこと
の2点が大事になります。
⓵の全身の力を抜くことに関しては、呼吸をゆっくりすることが結構効果的です。
人間は、緊張すると息を吸いすぎてしまいます。
「自分、緊張しているな!」と、思ったら、
ゆっくり息を吐くことに意識を持って行ってみてください。
これで、少し楽になる方もいます。
⓶の唾液ダラダラに関しては、
はじめに看護師に指導を受けます。
「唾液ダラダラなんて恥ずかしい(/ω\)」と思っちゃう方もいるかもしれません。
が、つい飲み込もうとしたとします。
喉にとっては太いパイプが入っていて、さらに、喉は麻酔が効いている状態です。
まず、飲み込めません。
次に、誤嚥といって肺の中に唾液が入ってしまう危険があります。
さらに、喉が閉まるので「おえっ」と嘔吐反射が働いてしまうことがあります。
いい事は、一個もありません。
コツとして、
口をパカッと開けて、
「唾液が頬を伝って唇の横(口角)から出て行ってます!!」
といったイメージで、
唾液が出ても気にせず、どんどん口から流すことです。
そのため、最初の体位を取る時に、
頬は枕にべたってくっつけるようにすると良いです。
胃カメラ 楽に受けるコツ
検査を受けるための気持ちの持ち方
この「受ける時の気持ち」は結構重要だと思っています。
メンタル強い方だと、こういうことは気にしなくても良いかもしれません。
が、私の様に心配性だとか小心者の場合は、
リラックスする事!!に全力を注ぎましょう。
でも、それが難しいですよね。
具体例を考えてみました。
①「やってくれる先生は、超ベテランで世界一の腕前を持っているから、心配しなくて大丈夫!」だと思う。
「この先生大丈夫かな?下手じゃないよね?」などと思っていると、自然に緊張してしまいます。
②「辛くても20分もかからないから大丈夫!」「これで、死ぬわけじゃないし、自分頑張れー」と思う、
人間は、今ある状態が底辺であれば、その後ひどい状態にはなり得ないので、頑張れたり安心したりする方が多い。
③「今日は終わったら何食べよう?」などと、楽しい事を考える。
私は、「今日は、早起き出来たから、午後はお買い物しよっかなー」って考えたりもします。楽しい事を考えている間は、緊張しないですよね。
胃カメラを楽に受けるコツ 胃カメラの方法や鎮静薬を使用する方法も考慮
一度受けて辛かった方!
上記対策では、間に合わない。という方!
胃カメラは、口用より鼻用よ方が細いです。
もし、口からする予定であれば、鼻からに変えてみるのも1つの方法です。
ただし鼻のデメリットもあります。
詳しくはこちら
また、眠ったりぼーっとした状態で受けるのが一番楽です。かなりの苦痛軽減となります。
車の運転は出来なくなりますが、こちらも検討されると良いと思います。
その他、病院や先生の腕!!がありますね。これは、相性などもあるため一概には言えませんが、良い病院を見つけるちのっとしたコツもあります。
詳しくは、胃カメラ 病院の選び方 胃カメラの方法や上手さ、診断の正確さを考える! 投稿
最後に
胃カメラは、ドキドキしますよね。なるべくなら受けたくない!カプセルタイプで済ませたい!など思っている私です。
でも、以前のカメラより精度も良くなり、さらに細くなり動きも良くなっています。なので、以前に比べると楽になっています。「これで早期発見できるなら、儲けもんだな」くらいに思って受けるよう努力しています。
頑張りましょう!!!