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新型コロナウィルス マスクの効果や選び方 看護師gajyumaroのおススメ

2020/05/13

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新型コロナウィルス対策として、マスクは欠かせませんよね! 現在、品薄状態で、手に入れるも大変ですが、予防効果を狙うには、しっかりとしたものを使いたいです(#^.^#)

今回は、
1、マスクの感染予防効果は?
2、どんなマスクを選ぶと良いのか?
について、看護師視点も入れながらまとめてみました。

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新型コロナ マスクの効果 その1 飛沫感染予防

飛沫とは、ウィルスの周りに唾液や痰などの水分がくっついている状態のものです。

新型コロナウィルスの感染者は、発病者も発病していない人も、咳やくしゃみなどをすると、口から飛沫をまき散らします。普通の会話でも、口から飛沫が飛んでいます。咳やくしゃみをした時には、2m程度飛散すると言われています!!飛沫は水分を含んでいるので重さがあるため、2mも飛べば床に落ちてしまうという事です。

その飛沫が感染者でない人の口や鼻、目等の粘膜から侵入することで、感染してしまうことを飛沫感染といいます。

マスクをつけておくことで、飛沫感染予防が出来ます!!

新型コロナ マスクの予防効果 その2 エアロゾル感染予防

エアロゾルという言葉の定義は、はっきりしておらず、学会により捉われ方が違います。が、最近使用されている意味は、ようです。新型コロナウィルスは、飛沫になることで生きています。ウィルス単体になると空気中では生きることが出来ません。なので、飛沫核と言われているウィルスだけの状態になる手前までの状態でしか感染能力はありません。

飛沫より小さい状態が、どんな時に生じるかというと、
換気が悪い空間 かつ 湿度が高い状態で、(この2つの条件が重要です)
⓵飛沫となったウィルス本体の周囲の唾液等の水分が、時間と共に蒸発していき、飛沫本体が軽くなり空気中を漂うようになります。
⓶くしゃみ等で大量の飛沫が出た場合、飛沫にも大なり小なりが出来ます。ウィルス自体の大きさは変わらないので、飛沫の大きさにより、2mしか飛ばないもの。4mも飛ぶもの。ずっと空気中を漂う小さいタイプの飛沫(エアロゾル)が出来てしまいます。

飛沫は、水分を多く含んでいて、飛んでも2m程度です。
なので、感染者との対面時さえマスクをしっかりしていれば、感染を防ぐことが出来ます。エアロゾルは、水分の含有量が少なく空気中を漂うため、非感染者が吸い込んでしまう可能性が飛沫より高くなります。前述しましたが、換気が悪く湿度が高い場所には行かない方が良いです。いわゆる「3蜜」ですね。エアロゾル感染を防ぐためには、厳密にいうとN95マスクしかなくなります(;´∀`)

新型コロナ どんなマスクを選ぶと良いのか?

私の考えるマスクの重要事項は、3つあります。

目の細かさ

アメリカの実験では、布マスクは新型コロナ飛沫を40%防ぐそうです。40%では、ちょっと心配ですよね。無いよりは、マシといった感じがします。

まず、飛沫の大きさは、5㎛(=5ミクロン)です。
エアロゾルの大きさは、決まっていません。5㎛以下という事だけです。ちなみに3㎛以下になると、空気中を漂うのだそうです。でも、換気が悪くて湿度が高くなければ、この状態にはなりません。

ということより、
私のおススメとして、PM2.5に対応できるマスクをおススメします。PM2.5の大きさは、2.5㎛です。飛沫の5㎛以上は完全に防ぎます。あとは、目の前の人が「はっくしょーーーん」ってした時に、小さな5㎛以下の飛沫(エアロゾル感染の原因となっているもの)が出来ちゃった時に、それらを防いでくれることを期待します。また、密接な環境に行かなくちゃいけなくなった時に、ほんのちょっとだけ効果がありそうな気がします。

また、私はフィルターを使用することもおススメします。布マスクだって、フィルターを併用すれば、しっかりと感染予防してくれるマスクに早変わりです。そのフィルターもきちんと選びましょう(#^.^#)

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こちら、私も購入しました(#^.^#) おススメです!!メルトブロ―加工というのは、不織布を作る時の製法で、めちゃくちゃ細かく圧をかけて作るらしいです。N95マスクにも使用されています!!

N95マスクは、日常の場面では必要ないと思います。3蜜で仕事をしなくてはいけない!とかがあれば、必要かもしれませんが、呼吸しづらいです。顔とマスクの隙間をつくらないためにも、大きな声での会話も出来ません。長時間しておくマスクとしては不向きです。

また、「花粉を防ぐマスク」とかありますが、花粉はめっちゃデカいです。20~30㎛ほどあります。花粉を防いでも、飛沫は防ぎません!!気を付けましょう。

鼻や顔との間の隙間が少ないものを選ぶ

マスクと顔の隙間が空いていると、そこから飛沫が入り放題です(ノД`)・゜・。
どんなに性能が良くても、意味なし!となります。

おススメとしては、立体型で鼻の部分にはワイヤーが入っていて、自分の顔の形に沿えるものです。

マスクの大きさ

しっかりと鼻を口を覆える大きさのものを選びましょう。
ウィルスは、目と鼻と口の粘膜から侵入します。ちょっとした動きでずれてしまったら、大変です!!少しくらい動いてもずれないタイプを選びましょう。

最後に

今回の新型コロナウィルスは、ワクチンや特効薬が出来ていない点や、悪化するのが早すぎることなどもあり、脅威のウィルスとなっています。自分達に出来ることをして感染予防できるといいですね。たまに、布マスクをして「これで大丈夫!」と笑顔でいる方もみかけます。笑顔に対して水を差すのも何ですので、そおーっと情報を流してあげたりしています。そのマスクにフィルター入れたら完璧ですね!的な感じで(#^.^#) こういう時は、心配性であり、ちょっとした知識もある看護師の私の知識が役立つなーと思っています(#^.^#)

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