災害伝言ダイヤルって何?利用方法と注意点 携帯でも出来る!日頃から心がけること
災害時、一番気になるのが、自分の大切にしている方の安否ですよね。携帯電話がつながらない時や、また、自分の携帯電話を紛失してしまった場合など、自分の安否を伝えたい場合もあります。そんな時、「災害伝言ダイヤル」という無料のサービスがあります。災害時は、何が起こるかわかりません。もしもの時の事を考えて、利用方法を知っていると良いと思いまとめてみました。
災害伝言ダイヤル 何が出来るの 注意点は?
災害伝言ダイヤルは、災害時に電話がつながらなくなったりするとサービスが立ち上がるようになっています。常時使用できるわけではありません。
何が出来るのかというと、例えば神奈川県が被災地だとします。被災地にいるA母さんは、サービスを利用して「私とお父さんは無事よ」と伝言します。東京にいる長男、大阪にいる長女は、サービスを利用して、A母さんの伝言を聞くことが出来る!といったサービスです。
注意点として、被災した都道府県在住の方の、固定電話や携帯番号を登録するシステムとなっています。被災していない方の番号を登録することは出来ません。
災害伝言ダイヤル 使用方法
結構簡単です(#^.^#)
まず、番号を覚えましょう!171 いないです。
【伝言をする】被災地の方しか利用できない!!
⓵「171」に電話する
⓶「こちらは災害用伝言ダイヤルセンターです。録音される方は「1」、再生される方は「2」、暗証番号を利用する録音は「3」、暗証番号を利用する再生は「4」をダイヤルして下さい。」とガイダンスが流れます。「1」か「3」をプッシュする。
※暗証番号を選んだ場合、暗証番号を入力するよう促すガイダンスが流れます。
⓷「被災地域の方はご自宅の電話番号を、または、連絡を取りたい被災地域の方の電話番号を市外局番からダイヤルして下さい。」とガイダンスが流れます。被災地の方の電話番号を登録する。
⓸伝言して電話を切る。
【伝言を聞く】全国の方が利用できる
⓵「171」に電話する
⓶「こちらは災害用伝言ダイヤルセンターです。録音される方は「1」、再生される方は「2」、暗証番号を利用する録音は「3」、暗証番号を利用する再生は「4」をダイヤルして下さい。」とガイダンスが流れます。「2」か「4」をプッシュする。
⓷連絡を取りたい被災地域の方の電話番号を市外局番からダイヤルする。
⓸「伝言をお預かりします。ピッという音のあとに30秒以内でお話下さい。お話が終わりましたら電話をお切り下さい。」とガイダンスが流れます。伝言を聞いて電話を切る。
災害伝言ダイヤル 携帯は使えるの?
使えます(#^.^#)以前は使えなかった様ですが、今は使えます。携帯電話のほか、IP電話やPHSも可能だとのことです。
災害伝言ダイヤル 何件まで録音可能?
20件まで可能であり、災害時にこのサービスが立ち上がってから、終了するまで保存されます。20件過ぎると古いものから順に消去されていくようです。
災害時 日頃からこころがけること 体験してみよう!
日頃から、災害が起きた時の番号を決めておくことが重要です。暗証番号つけたい方は、それも決めておかなくてはいけないですね。電話を紛失しても覚えられる番号がいいですね。覚えられない場合は、どこかにメモっておくなどすると良いですね。いつも持ち歩いている財布の中とか。バッグの中など、どうでしょうか。災害時は、携帯電話が使えなくなる可能性もあります。昔ながらのメモは意外に使えそうですね(#^.^#)
また、災害時にしか立ち上がらないサービスなので、私の様に心配性な方は、使えるかどうかが心配だと思います。そんな方の為に、体験日もあるようです。
【体験利用日】
毎月1日及び15日 00:00~24:00
正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
と、NTTには記載がありました。
家族が集まった時に体験出来るように、設定してありますね。優しい(#^.^#)
実際災害が起きると、避難所に専用の電話が設置されます。利用方法も書いてあります。大事なのは、番号を統一しておくこと。暗証番号の設定をどうするか・ということですね。