幼児の発熱 受診する時期 自宅での食事やお風呂
2019/02/22
小さなお子様が急な発熱!心配になりますよね。でも、子供は結構すぐに発熱します。様子みていていいのか、病院に連れて行った方がいいのか。迷ったりすることがあります。子供って結構丈夫だったり、意外に弱かったもします。迷いますよね(ノД`)・゜・。
今回、
1、幼児の発熱 受診する時期の目安
2、幼児の発熱 自宅での食事
3、幼児の発熱 自宅でのお風呂 についてお伝えします。
参考にしてください(*^▽^*)
幼児の発熱 受診する時期
どんな時、どんな時期に受診が必要か?について説明していきます。
【発熱以外の症状がない場合】
⓵40度以上ある場合
元気があって食事を摂れていてもいても、熱性けいれんを起こす可能性や、これ以上に発熱してしまうと熱により身体への悪影響(臓器や精巣機能)があります。なるべく早めに受診しましょう。40度になると、お子様も元気がなくなると思います。もし可能なら、受診まで水分補給してあげましょう。
⓶39度以下の発熱が3日以上続く時
元気があって食事が摂れていれば、3日程度は経過観察でも問題ありません。小児に多い突発性発疹は2~3日程度の発熱の後、全身に発疹がでる病気です。数日の発熱後に、何かしらの症状が出てからでないと病名を判定できない場合もあります。その前に受診しても、解熱剤だけもらい経過観察で終わることもあります。そのため、元気があって食事が摂れていれば、経過観察しておき、症状も出ずに、それ以上発熱が続く場合は、わかりづらい病気の可能性もあるので、小児科で診察してもらった方が良いでしょう。
40度以上を超えると、痙攣を起こすお子様もいます。解熱剤をお持ちでない場合は、解熱剤をもらうための受診をしても良いと思います。不安も減りますしね(#^.^#)
【発熱以外の症状がある場合】
⓵鼻水、咳、くしゃみ、喉の痛みなど風邪の症状がある
⓶嘔吐、下痢がある
⓷痙攣がある
⓸関節の痛みや腫れがある
⓹耳を痛がる
⓺耳の後ろや首の横などのリンパ節の腫れ
上記の様な場合は、その日か翌日には受診しましょう。緊急での受診は必要ない場合が多いです。
⓻元気がなく食事が食べられない(ぐったりしている)
ぐったりしている場合は、早急に受診しましょう。救急外来に行った方が良いでしょう。もし、どうするか迷ったら、救急をしている病院に電話で問い合わせたり、#8000(小児の病気に関する相談窓口)に問い合わせをしてみましょう。小児は、身体の水分が多いので、すぐに脱水となります。早目に補正してあげる事が望ましいです。
幼児の発熱 自宅での食事
食べられれば何でも良いのですが、発熱しているだけでも体のエネルギーを使っています。なるべく消化に良いものが良いですね。もし、食欲がなければ、食べられるものを何でも良いので食べさせてあげてくださいね。お粥とスポーツドリンク程度が摂取できていれば良いでしょう。もし、熱に弱くて食べれれそうになければ、解熱剤の検討もしましょう。解熱剤の使用は体重により変わります。小児科を受診する方が良いです。
また、口の中に口内炎や喉などの炎症などがあるかもしれません。みてあげましょう。
幼児の発熱 自宅でのお風呂
元気があればお風呂に入った方が良いです。
昔の方が言っていた「熱がある時は、お風呂に入るな!」の理由として、
⓵湯冷めする
⓶疲れてさらに悪化する
ということが挙げられます。
つまり、湯冷めしないようにお風呂場を暖めた状態でお風呂に入り、さっと入って温まったら、湯冷めしないようすることです。お風呂に入る方が、清潔も保てるし、本人もすっきりすると思いますよ(#^.^#) おむつをしているお子様は皮膚トラブル回避にもなります。
最後に
私は、看護師ですが、それでも、子供が発熱すると両親が「病院に行け」と言います。また、「早く熱をさげてあげて」とも言われます。ちゃんと自分でアセスメントをして経過観察していても、そう言われるとココロ揺らいでしまう場合もありますよね。そんな方のため、少しでもお役に立てればいいなって思います。