地震時の防災対策 屋外で生活するための防災グッズや注意点
2018/10/07
日本は地震大国です。被災後、自宅で生活できるのがベストですが、出来ない可能性もあります。倒壊してるけど、家の外は大丈夫な場合、家の整理を片付けをすれば生活できる場合は、自宅前で生活できるといいですよね。そのためには、災害備品が必要です。今回は、その防災グッズについてまとめてみました。
災害発災直後
自分の家が大丈夫でも、まず避難所に行きましょう。避難所は、高波や津波にも対応出来るようになっています。避難所まで逃げる際の防災グッズについては、こちらです。防災対策 防災グッズ 避難する時のリスト
防災グッズ 外での避難生活に必要なリスト
□テント
・もしくは、車の中で過ごせるならそれでも良いと思います。まぁどちらも準備しておけるといいですね。衣食住の「住」となる部分なので、テントは取り出しやい位置に置いておきましょう。周囲にも倒れるものや割れるものがない場所が良いと思います。また、あまり奥にしまっていても取り出せないので注意しましょう。
□寝袋などの寝るためのもの
・人間、休息は大事です。生きていく半分の時間は休息が必要と考えましょう。そのために、寝袋、布団など準備しておきましょう。圧縮袋に入れて濡れない様にしておくと良いですね。寒い時には、寝袋などの下に段ボールや新聞紙をひきましょう。それだけで熱が出ていかずに暖かくなります。
・どうしてもなかった場合、段ボールをひくだけ。とか、新聞紙とビニールシート、あれば毛布を重ねて寝袋の代わりにしましょう。端を紐で結んで、寝る時には、ガムテープなどで留めます。災害時は、使えそうなものは工夫して使いましょう。薄いものでも重ねることで空気の層が出来、暖かさを保てるようになります。
その他の備品として、下記に自宅で生活するリストがあります。こちらの内容も参照してください。
地震 防災グッズ 自宅で避難生活をする場合のリスト
□また、生活するにあたり、避難所との連絡も取るようにしておきましょう。自分達がここにいるという意思表示をしておくことも重要です。新しい情報を得るために1回/日程度で避難所に行くことをお勧めします。食料をもらうとか、お風呂に入るなどの目的があれば必然的に行くことになるとは思いますけどね。トイレの場所の確認も重要です。自宅のトイレが使えれば、一番良いですね。その場合、普段のお風呂のため水が役に立ちます。また、トイレの水が止まっている場合は、尿ならトイレでしても大丈夫ですが、便はトイレにせず、ビニール袋の中に出す。近くのトイレに行くなどの工夫が必要です。便はなかなか流れません。災害時は、トイレの内容物があがってくることもあるそうです。
車の中で生活する際の注意点
【ずっと足を曲げたままで寝ない】
これは、足を動かさないことで血液の流れが滞り、血の塊である血栓を作ってしまう可能性があります。足を動かしたりして流れが良くなった時に、血流にのって血栓が肺の血管をふさぐと「肺塞栓症」という命を奪ってしまう可能性が高い病気になります。飛行機のエコノミークラス(狭いので足は曲げたまま)で起こりやすい病態として「エコノミー症候群」ともいわれています。特に、災害時は、水分補給が十分でないことから、血液が濃くなり血栓を作りやすい状態となります。これは、避難所生活でも言えます。予防策として、1時間に1回は足の屈伸運動をする。運動が出来ない場合は、足のふくらはぎをもむ、水分を十分に取るというような対策が重要です。また、弾性ストッキング(靴下)の使用も効果的です。揃えておいてもいいかもしれません。
まとめ
私の親戚も家の前にテントをはって生活する日が何日も続きました。なかなか大変です。でも、集団生活の避難所で生活するよりは快適なこともあります。家の片づけも出来ますしね。災害時の備えは無駄になったらラッキーと思うくらいがちょうど良いと思います。他にブルーシートも大活躍します。あると便利ですね。