インフルエンザ体験談 初期症状や受診科、受診での注意点
2018/12/27
冬になると毎年インフルエンザが流行します。
私は、大丈夫。予防接種もしているし、感染予防も出来ている!と、
自信があった看護師である私も、36歳の頃インフルエンザA型にかかりました。
2016年 現在も流行っているタイプと同じ株です。
今、症状がある方は、かなりお辛いことだと思います。
今回は、「インフルエンザになった時の体験談について」です。
インフルエンザの初期症状や、
どんな経過をたどったか、
病院を受診した時の受診科や受診で注意したこと、
また、診察後の自宅での過ごし方について書いています。
ご参考にされてください。
そして、診察を受けて適切な治療をされ、
早く良くなるといいですね。
インフルエンザの体験談~発熱から受診するまで~
初期症状
私は、看護師です。マスクは常時しています。
ある日の11時頃、外来ですごく咳をしているご高齢の方に
話しかけれら対応しました。
多分この時に感染したんだと思います。
そして、症状は突然にやってきました。
翌々日の夜中2時頃に、急に寒気で目が覚めました。
ガタガタ震えながら、39~40度の発熱です。
少しして、全身の痛み、関節痛、全身のだるさ。
全身の痛みは筋肉痛のひどすぎるバージョンです。
関節痛は、今までに経験した事がない痛みです。
全身のだるさは、どうにもならない感じのだるさです。
かなりきつかったです。
なんじゃ、こりゃーー。辛すぎると思っていました。
発症に気づいて1時間の症状
そして、発熱して1時間後 夜中の3時過ぎには、
ダラダラの鼻水が出始めました。
鼻水は、透明でサラサラしています。
ずっとティッシュ箱を抱えてました。
同時に、熱いと痛いが一緒になっているような喉の痛み。
ここらへんで、間違いなくインフルエンザだ。と、確信しました。
発症に気づいて5~6時間の症状
朝方になっても、熱は下がらず、鼻水や咽頭痛は、ひどくなる一方でした。
夜中もガタガタ震えて、熱があがりきると、身体が熱くなるのですが、
また寒くなってガタガタしていました。
インフルエンザ 体験談 ~受診科 受診時の注意~
受診する時間
私は、まず発熱して12時間にあたる時間は何時だろうと計算しました。。
夜中の2時頃に発熱したから、12時間後は午後の2時頃になります。
そして、午後の2時頃に受付に着くようにしよう。と、考えました。
発熱して12時間の意味
インフルエンザの検査には、通常「迅速キット」が使用されます。
その検査は、発熱後12時間以上経過している方が正しい判定が出来ます。
発熱直後は、まだインフルエンザウィルスが数が少ないので、
迅速キットに反応しないことがあります。
受診時の準備物品
受診しなきゃなーと思い、私が病院に持参したものは、
・保険証
・ティッシュ
・使ったティッシュを入れるゴミ袋
・マスク(病院では購入させられる事があります。)
です。
保険証は、必須です。インフルエンザは保険診療です。忘れても大丈夫ですが、一時的に自費で払い、後から再度病院に行ってお金を戻してもらわないといけないので、忘れると、すごく面倒だと思います。
ティッシュと使ったティッシュを入れる袋は、私の鼻水に含まれているウイルスを拡散させないためです。病院では、通常、体液がついたゴミは「感染ゴミ」に捨てます。私は、診察を待っている間、鼻水が手につかないように鼻をかんで、汚れたティッシュをゴミ袋に入れてました。
マスクは、付けていきましたが、鼻水がすごかったので、汚れた時用に1枚持っていきました。
他に、こども医療証や高齢受給者証などの医療助成を受けている場合は、
その証明書も必要になります。
また、薬を飲まれている方はお薬手帳も必要になります。
受付
病院に到着した後、受付をしました。診療科は内科です。その通常、発熱している患者さんは、他の病気で来た患者さんと分けられています。発熱外来がある病院もあります。
受診科について
基本的には、内科か総合診療科、病院によって発熱外来があります。
これは、受付で確認しましょう。発熱があることや症状を伝えれば大丈夫です。
症状により、耳鼻科などを受診してしまっても大丈夫です。
大抵の病院では、その診療科でインフルエンザの診療は出来ます。
場合によっては、インフルエンザの担当科にまわされる可能性もあります。
妊婦さんに関しては、かかりつけ医療機関にご確認ください。
問診票記入
次に、問診票の記入です。
・既往歴(今までになった病気の時期と病名)
・今回の病状の経過をまとめたもの
始めて症状が出た時間、どんな症状か。(特に発熱した時間が大事)
その後の経過(いつ、どんな症状が出てきたか)
・アレルギーの有無(薬、食物アレルギー、その他のアレルギー)
他にも記入することはありますが、上記3点は重要項目となります。
検温、血圧、脈拍、体重等の測定と問診
問診票を書き終わって待っていたら、看護師が来て上記を測定しました。
また、問診票の内容の確認をされました。
看護師が確認するので、もし書き忘れたことがあっても大丈夫ですね。
順番が来たら診察に呼ぶことを伝えられました。
待ち時間
すごく長く感じました。多分1時間は待ちませんでした。
ガタガタ震えるのはおさまっていましたが、寒かったです。
看護師に声かければ掛物を貸してくれると思ったのですが、
カウンターまで言いに行く元気もありません。
何か掛物や首の巻物など準備しておけば良かったなーと後悔しました。
そして、全身痛と関節痛の辛さが身にしみました。
全身どこを触っても痛いし、さすっても楽にならないのです。
座っておくことも辛くて、本当にベッドに寝ていたかったです。
病院は、待合室に長椅子があってもいいのになぁって思いました。
診察
ようやく、診察に呼ばれました。 症状からインフルエンザの検査をすることになりました。 細くて長い綿棒を鼻の奥まで入れて、中でぐりぐりします。
インフルエンザの検査 痛い体験談
痛くて、涙が出て、くしゃみも出ました(*_*) 検査が出るまでの間、待合室で待たされました。
再診察
30分位して、再度診察室に呼ばれ、
先生が笑いながら、「陽性でしたよ」と。
多分、看護師さんなのになっちゃったねーーって感じだったんだと思います。ががーーん(ノД`)・゜・。でした。
インフルエンザだなとは、思いましたが、現実を突きつけられると、やはり、ショックがありました。
仕事休まなきゃなーとか、この辛さが後1日は続くんだなーとか。 色々考えました。処方箋をもらって、診察終了です。
帰宅
会計をして帰りました。
夫と二人暮らしだったため、彼に移してはいけないと思い、アルコール入りのウェットティッシュを買って帰りました。私が触ったところなど、片っ端から拭いて回るためです。
最後に
インフルエンザになると受診するのも体がきついですよね。でも、薬で対応することで大体1~2日は早めに治りますし、重症化を防いでくれます。出来れば、病院に行って診断を受け、治療を受けられることをお勧めします。特に、体力がない方や、基礎疾患があるような方は、気を付けましょう(#^.^#)