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病気

インフルエンザの検査 痛い体験談

2019/03/15

インフルエンザは、秋から初春にかけて流行します。

寒気や震えながらの急激な発熱、全身痛、関節痛、喉の痛み、咳、鼻水などの症状がある方は、「これは、もしかしてインフルエンザかもしれない。」と、思っているかもしれません。最近は、ただの風邪っぽい症状だとか、微熱程度でもインフルエンザと診断されるケースも増えています。

インフルエンザの検査に対する不安があったり、実際に検査してもらった人の体験談が気になる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、私がインフルエンザになった時の体験談です。

体調がすぐれないと、気分も落ち込んでしまいがちになります。お辛いことと思います。

今回の記事を読んで、少しでも心の準備ができますように、ご参考になさってください。

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インフルエンザの検査 痛い体験談

私が、インフルエンザになったのは36歳の時です。平成23年です。当時の検査も現在の検査も、変わっていません。

「迅速診断キット」と呼ばれる細くて長い綿棒を使って、
鼻の奥やのどを綿棒でこすります。
15分程度でA型とB型のインフルエンザの診断が出来るというものです。

では、実際に検査を受けた感想です。
当日の真夜中から寒気を伴う発熱、全身痛・関節痛があり、少し遅れて鼻水、喉の痛みがある状態で受診しました。

診察で、インフルエンザが疑わしいので、インフルエンザ検査をすることになりました。
私が看護師であることに病院の先生が気をつかったのか、「自分でやった方が痛くないかな?やってみる?」と、言われました。優しい気遣いです。

私は、普段から看護業務で鼻にチューブなど入れる機会が多々あります。インフルエンザの検査をしたこともあります。確かに、自分でやった方が痛くないかも。と、思いました。
そして、自分で鼻の中に綿棒を突っ込みました。
綿棒の太さは、直径2~3mm程です。すごく細いのですが、大体10㎝以上挿入します。

すごく、痛い。。涙が出ます。
自分でやると勇気がなく、奥まで入れることが出来ませんでした。
見ていた先生は「あー、全然足りないね。こっちでやりましょう」と。
そして、綿棒を鼻の奥まで入れられました。さっき自分でやった痛みの5倍位の痛みです。

奥まで入ったら、そこでぐりぐりと綿棒を動かします。これが、また痛い。
心の中で、叫びました。
まだですかーーー。もう充分じゃないですかーー。って(>_<)  終わったら、くしゃみが出ました。涙もさらに出ました。看護師が、ティッシュをくれました。やっぱり、看護師って大事!と思います!! 検査している時間は、恐らく、、綿棒を入れるのに2秒、鼻の奥でぐりぐりするのに2秒、トータル5秒かかってはいませんでしたが、私は、かなり痛くて辛かったです(+o+)

検査が終わった後の違和感は、10分も続きませんでした。
「喉元過ぎればなんとやら」です。
まぁ、それ以上にインフルエンザの辛さの方が勝っていたとは思いますが。

ここで、どうしてこんなに痛かったのか原因を考えました。

1、私は、鼻水ダラダラ、喉の痛みがひどい状態でした。つまり、炎症がひどかったということです。炎症がひどいと、鼻の奥の粘膜も腫れています。鼻の奥に続く道が細くなっています。神経過敏にもなっています。ゆえに、何もない時より痛みが強かったと考えます。

2、人間は、高齢になるほど身体の反応する力、つまり熱が出たり、痛みを感じたりする反応が衰えていきます。36歳だった私は、若い年代となります(#^.^#)ゆえに、痛みが強かった(痛みに反応した)と考えます。

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3、これは偏見かもしれませんが、通常男性より女性の方が、手技的に優しいです。男性が優しくないということではありません。医療現場でも、おおざっぱに判定すると男性より女性の方が、優しい手つきです。私の病院では、インフルエンザ検査は看護師が行います。しかし、私がインフルエンザになった時、その病院では男性医師が検査をしていました。自ら検査してくれるなんて、優しい先生だとは思いますが、ぐりぐり感が強かったように感じました。ゆえに、もしかして、男性医師が検査したからではないかと思っています。|д゚)ちなみに、しっかりと粘膜の表面をこすらないといけない検査なので、優しくちょろっとやる方法では正しい判定が出ないことがあります。それを考えると、やはり結果的には優しい先生なんだと思っています。

これを読まれている方は、インフルエンザかもしれない。と、思う位の症状があると思いますので、炎症はひどいと思います。
大体の方が大なり小なり痛いと感じると思います。
不幸中の幸いとは、ちょっと意味が違いますが、検査の時間は長くはないので、その点は良かったと思います。
看護師である私が検査する時の感じとして、若い方ほど辛さを感じているようです。
大抵、涙が出ています。くしゃみする方は、2~3割程度です。
私が検査をする側になる場合は、前もってティッシュを渡すようにしています。

ちょっと痛いけど、すぐに終わる検査であり、
インフルエンザの判定が出来、
必要な治療を受ける事が出来ると思えば、
耐えられる検査だと思います。

また、私は異物に対して反応が強いです。その私が耐えられる程度のものです。私は痛みを強く感じる方だと思いますので、私の体験談程度は最悪な場合だと思ってもらっても良いです。同年代で「そんなに言うほどきつくなかったよ」という人もいました。

ここで、知っておくと良い情報を。
迅速キットを使用する際の注意です。

医療機関で使われている「迅速キット」は、インフルエンザの発症直後に検査した場合、インフルエンザウイルスの量が少ないために、感染していても陰性になる場合があります。

発熱後、12時間以上経過していれば、正確に近い診断ができます。

最終的な診断は患者さんの症状等から医師が総合的に判断します。
例えば、迅速キットの結果が陰性であっても、インフルエンザと判断して薬を処方する場合。
また、症状によっては、翌日に再度来院を指示される場合もあります。

可能であれば、発熱後12時間以上経過して受診された方が、正確に近い判定が出るので安心です。

しかし、我慢しすぎて、合併症リスクを大きくしてしまったりすると大変なので、
難しいですが、症状が辛すぎたり、元気がなかったり、おかしいと感じる場合は、12時間待たずに受診されることをお勧めします。

私は、過去1例のみインフルエンザ脳症をみたことがあります。きちんと診断を受けて治療を受けるにこしたことはありません。

まとめ

 インフルエンザの検査には、 迅速キットの他に採血や粘膜の分泌物の検査もあります。しかし、結果判定に7~14日ほど要するため、医療機関では大抵
 最初に行う検査は、今回私も受けた「迅速キット」となっています。

 
 痛みとか辛さはありますが、検査時間が短く、 判定までの時間が短いのは素晴らしいと思っています。
 
 インフルエンザは、本当につらいですよね。
 検査を受けて正確な判断をしてもらい、早めに治療を受けれると良いですね。

 水分をこまめにとって、きちんと食べて、良く寝て、早く良くなることを祈っています。

ご参考にどうぞ
インフルエンザに感染する仕組みと予防 家族が感染した時の対応策
インフルエンザの症状と受診時の注意点、病院での検査と治療方法について
高齢者のインフルエンザ 症状 肺炎など合併症、症状が長引く等の受診目安

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