はじめてのiDeCoイデコ 初心者でもわかるように説明!!基礎編 iDeCoとは?何がお得なの?
2019/01/18
「iDeCoは節税になるし、お得だよ!!やらなきゃ、損だよ!!」という声を良く聞きます。間違いなく、お得です!!節税効果もあります!!が、全員に当てはまるわけではありません。iDeCoについて、しっかり理解して、ご自分の場合を想定して、自分にとって有益かを見定めてから始めた方が良いでしょう(#^.^#) 今回は、今、話題のiDeCoについて、初心者の方がわかるように、まとめてみました。
iDeCo イデコとは?
まず、日本の年金制度について!!ちょっとだけ、知ってた方がiDeCoについて理解しやすいです。
日本には、年金という制度があります。日本に住んでいる20~60歳の方は、国民年金や厚生年金を納めていて、60歳~70歳から年金受け取りが開始となります。しかし、高齢者への年金の配布は、現在、若者が納めているお金が基になっています。さらに、少子化・高齢化が進む状況下で、今後超高齢化が懸念されています。「これじゃ、将来、年金なんて貰えないよ(+o+)」という声も多く聞かれています。
と、いうことで、
将来の足りない分の資金として、「自分達で年金を貯めよう!」という制度が、個人型確定拠出年金 = iDeCo = イデコです。国としても、高齢者になった1人1人が自立してくれた方が国として経済的ですし、iDeCoをする事で、現在の経済活性化につながります。そのため、国も応援してくれています。
さて、iDeCoとは具体的にどんなものなのでしょうか(#^.^#)
iDeCoとは、金融商品を自分で決めて、60歳まで積立てます。そのお金を60歳過ぎて受け取ります。金勇商品には、銀行の積み立て、保険商品、投資信託などがあります。
ただの貯金や個人投資と違うのは、iDeCoで投資している期間は所得控除が受けられ、運用益(運用でプラスになったお金)に税金がかからず、60歳以降になって受け取る時に税の優遇が受けられます。国が応援してくれるので、税制優遇が半端ないです!! 商品によっては、多大な利益をもたらします。もちろん、利益としては少なくなりますが、元本保証型の手堅い商品もあります。それでも、普通の貯金や投資に比べると利益は大きいです。
iDeCo 何がお得なの?
実際にどんな感じでお得なのでしょうか?
⓵掛金が全額所得控除となる
イデコを掛けていると、税金が減ります。ここ大きいですよね。若い時の税金って金額が少なくても、お金の価値としては大きいです。初めてのiDeCo 掛金が全額所得控除!!どれくらい得するの?
⓶運用益が非課税で再投資される
イデコは、60歳まで解約できません。そのため、運用益は、再投資されていくシステムになっています。元手の分に利益分を加えた資金で運用するため、運用効率は良くなり、さらにお金が増えやすくなる!ということになります。通常だと、運用益が出た場合は、約20%の税がかかることになります。(イデコと同様に再投資するタイプのものもありますが)その、運用益が非課税というところは、嬉しい限りです。投資信託で良くあるような分配金システムはありません。
初めてのiDeCo 運用益が非課税!とは??
⓷受け取り時の控除
受け取りは、「一括」「分割」「一括と分割の組み合わせ」が選べます。一括の場合は、「退職所得控除」が適用され、分割の場合は、「公的年金等控除」が適用となります。しかし、この控除外に外れた受取金には、税金が掛かるという事を忘れない様にしましょう!!!
はじめてのiDeCo 注意点 受け取り方による控除の違いや受け取り時期
⓸運用する金融商品のコストが低い
金融商品を運用するにはコストがかかります。イデコの場合は、このコスト自体が低いものが多く取り揃えてあります。コストが低い方が、お金も貯まります!!
ところで、もちろんデメリットもありますよ!!
はじめてのiDeCo 初心者でもわかる!!デメリットへの対策(#^.^#)
最後に
私とイデコの出会いは、2年前。イデコという言葉を知り、イデコについて調べたところ、本当に節税効果があるのか?将来の受取時に得できるのか?疑問が出てきました。金融会社のサイトにはいい事しか書いていないような気がします!! さらに詳しく調べたところ、大体の方には良いもの!!ですが、個人によっては、そんなに得でもない場合もあることがわかりました。ご自分にとって、得かどうかについて、しっかり計算してからiDeCoした方が良さそうです(#^.^#)